今月の市町村


 

2018年も、いよいよ折り返し地点を通り過ぎて下半期のスタートともなる7月に突入しましたね☆
この時期は梅雨シーズン真っただ中ということもあってか、気温は20度台でも湿度が結構高いもんで、これだけで蒸し暑さを感じてしまうのに、
先月の下旬からは「梅雨はいったい何処へ行った?」なんて疑ってしまうほど、夏のリハーサルと言わんばかりに30度を超える日も本当に多いんですよ(*_*)
なんて愚痴めいたことを言っていたら、統計史上初めてだという、6月中に関東地方では梅雨が明けてしまったんですよ(@@)
これも実にいろんなところでぼやいていることですけど、冬はどれだけ寒くなろうがすまし顔で過ごすことはできても、
暑さにはとことん弱い自分にとってはこの時期からの30度超えというのは、正直かなりまいっていたりします(^^;;
最近は、熱中症には気を付けましょうといった情報が天気予報とともに逐一流れていますけど、
私自身も一昨年に劇団の稽古から帰る途中に、こともあろうに熱中症の初期症状に苦しめられた経験があること、
さらに遡れば現在のところに引っ越してきたときに6月はまだエアコンを入れないぞと変な見栄を張っていたら、
たちまち我が家は灼熱地獄に襲われ貧血になりかかったなんて経験もあるので、
適度な我慢はしても過度な我慢はせずに、上手にエアコンや扇風機等を使って来る夏に備えなければと痛感した次第です、はい(^^ゞ


 

初めのうちは、首都圏が中心とやや消極的な目標を掲げていたこのコラムも、埼玉県へ4ヶ月に一度は訪問するしきたりを守りつつも、
迷うことなく積極的に地方へどんどん出ては、その土地の文化や習慣を体感したりと、気づけば全国規模で動いていたりします。
それでも、この4ヶ月に1回の埼玉県訪問も大詰めに差し掛かっている現状は、ややさびしいですねぇ!
 NACKN あらまぁ、どうしたんですか?今回はまたずいぶんとしんみりモードになっちゃって!
 AMATY いやぁーそれはねぇ、やっぱりねぇ、埼玉県もこのページの大事な主人公の一つだからねぇ、
まぁいつかはこの企画も終結の時がくるとは分かっていても、やはり若干寂しいもんですわ!
 NACKN なるほどねぇ!その気持ちは分かるなぁ。でも、主人公の一つだって言っても、まだ町の部分は結構残っているし、
まだそれほど寂しがることはないんじゃないの!?
 AMATY あぁー、そうだよ!まだ取り上げていない町や村もそれなりにあるよねぇ!んーー、ちょっと早まったなこりゃ!
 NACKN うわぁー、この気持ちの切り替えの早さは凄まじいなぁ!
ということで、7月なので今回は再び埼玉県に舞い戻ってきました。
高崎線沿線に位置し周辺市町村との結びつきが強い、埼玉県の北本市を取り上げてみましょうか!
 NACKN おぉー、ここももう訪れている気になっていたけれど、実はまだ行ったことがなかったんだね☆
上野はもとより、東京や池袋からも高崎線に直通する電車もたくさん出ているので、交通の便は驚異的に向上したって言えるよね!
今回は、池袋から湘南新宿ラインで市の中心駅である北本駅まで、びゅーんと一直線だよ!
 AMATY あらまぁ、ついに交通アクセス紹介で擬音語まで登場してきましたかぁ(@@)
でも、文字だけでも利便性がダイレクトに伝わってくるようだねぇ!
 NACKN いやいやいやぁー、今のは自然と口をついて出てしまったんだけど、伝わり易いなら良かった良かった!
おやおや、なんだか新鮮なトマトの香がしてきたなぁ☆!


 

北本市はどんな所なんだろう?そして、何か特筆すべき部分はあるんだろうか?


 北本市は、埼玉県の東部から中央部にかけて位置している市町村で、都心から凡そ45キロメートルのところにあるんだよ!
大宮台地上の平坦な地形には、田園地帯や武蔵野の雑木林といった自然豊かな景観が残る一方で、
JR高崎線や国道17号線が中心部を縦断する交通の要衝としての顔も見せているよ!
 江戸時代から高い評判があった、国の天然記念物としても指定されている「石戸蒲ザクラ」が有名で、
花見の時期はもちろんこの桜を一目見ようとこれを目的に訪れる人々も多いんだとか☆
この市を代表する特産品であるトマトやそばに代表される「北本ブランド」を掲げ、ユニークな観光資源で全国に向けてPRを展開するなど、
五感で北本の魅力を発信する取組もされているらしいよ!


 

高崎線沿線の市町村はどれも独自の個性を持っているというイメージがあるけど、この市も御多分に漏れず個性にあふれているねぇ!ところで、北本の地名の由来って何だろう?


 あらまぁ、いつになくものすごいストレートに突っ込んできましたね!(汗汗)
それでも、北本という名前は響きだけ聞くと昔から使われていそうな感じがするけど、明治時代からこの名前は使われていたみたいだよ!
その証拠に、1899年(明治22年)頃のこの辺り一帯には、14もの村が点在していたんだって!
江戸時代には中山道の宿場として鴻巣宿が置かれていたところでもあり、上で取り上げた14の村の一つに「本宿村」(ほんじゅくむら)という名前の村があったんだよね!


 

この頃の市域は北足立郡に属していたところなんだけど、この本宿村の他にも、現在のさいたま市に当たる地域にも同じ名前の「本宿村」が存在していて、
しかもその市域も北足立郡だったからすごく紛らわしい事態が起きていたことになるね(*_*)
同じ郡の中に2ヶ所も同じ名前の村があるのは実に不都合だということで、大宮から北にある村の方を「北本宿村」として区別したそうだよ♪
ちなみに、高崎線の現在の北本駅は、本宿村があったところから1928年(昭和3年)に駅が開設されたときにつけられた名前なんだよ!


 

1959年(昭和34年)に、この村が町へと昇格することになった際に「北本宿町」とする案もあったみたいなんだけど、
語呂が長く呼びにくいという理由で「宿」という文字を無くして北本町としたことは、かなり有名な出来事だったそうだよ!
1971年(昭和46年)に北本町が市へと昇格したけれど、北本という名前そのものは昭和34年から使われ始めたから、
確かに昔から使われていた地名じゃないことがここで明らかになったよね!


 

そうだったんだぁ(@@) 元々は「本宿村」でそれも二つも同じ名前のむらがあったこともびっくりだよ!地名の由来って、実に奥が深いよね。それはそうと、有名なご当地グルメがあるんだとか?


 またしても、真っ向からのストレート勝負できましたねぇ(-_-;
市の紹介のところで特にトマトが代表的な特産品であることに触れたけれど、このトマトをふんだんに使用した「真っ赤な誘惑北本トマトカレー」という、
名前までユニークなご当地カレーが市内の至る所で食べることができるんだって!
そもそも、これを作る根底には「埼玉B級ご当地グルメ王決定戦」に出品しようという思いがあり、
「きたもとご当地グルメ開発コンテスト」を開催したのが始まりだったんだそうだよ!


 

カレーといえば、神奈川県横須賀市の海軍カレーというのが全国的にも著名で、「全国ご当地カレーグランプリ」なんていうのも開かれるほどカレーに対する思い入れは強いんだけど、
そのグランプリでこのトマトカレーがグランプリに輝いたこともあるというんだから、全国にもその名が知られつつあるらしいね。


 

ルーにトマトを使用すること、トッピングにトマトを使用すること、ライスをトマトで赤くすることという3か条にのっとって作られることが最大の特徴で、
このトマトカレーによる町おこしまで進められているほど、各家庭でもオリジナルのトマトカレーが作られているんだって!
レトルトカレーの他にも、山崎製パンとの共同で「北本トマトカレーパン」なるものも関東のコンビニでも販売されている店舗も多いというし、
市内ではもちろんこのカレーが食べられる店舗は多数あるけど、様々な場所でこのカレーが味わえる日もそう遠くはなさそうだね☆


 

ヘェー、トマトカレーだなんてすごくヘルシーそうで、健康にも抜群なカレーなんてクレジット月で販売してもおかしくないよね!そうそう、観光でも結構ユニークなところが多いって聞いたんだけど?


 ずいぶんと調べ上げたのか、変な小細工もせずにぐいぐいと探りが入ってきて油断も隙もないなぁこりゃ!
自然間接とか様々な分野の体験プログラムは結構あるけれど、日常生活で身近なものに特化したテーマを取り上げた観光資源はなかなか稀な例なんじゃないかな!
ここで、二つ紹介してみようか!


 

小学校や中学校で、戦前から親しまれてきた学校給食に関する資料の点字を行っている、「学校給食歴史館」というのがあるよ!
ソフトめんとかコッペパンを初めとする年代別の給食の歴史を、パネルや写真などの資料に加えて献立のサンプル展示もされているから、
そのときの思い出とともに懐かしさも蘇ってきそうだね!
給食のメニューを実際に食べることのできるお店はあっても、時代別に給食に関する詳細な点字をしているところというのはあまり聞いたこともないし、
童心に帰ったような気分で見学できる貴重な資料館だと言えるよね!


 

また、工場見学の分野も様々あれど、グリコの主力商品であるポッキーとプリッツに特化した見学施設が2012年(平成24年)にオープンし、
グリコピア・イースト」っていう名前なんだよ。
製造工程を見学できることはもちろん、毎日違ったテーマに沿ったクイズツアーに参加できたり、
ここでしか見られないような珍しいおもちゃに出会うことができたりと、いつ訪れてもユニークな仕掛けがなされているらしいよ!
2名から見学が可能で、友達同士や家族にも人気があり、特に土日何かはとてもにぎわっているみたいだよ!
普通のお菓子工場の見学とは一味も二味も違ったユニークさに、リピーターもきっと多そうだよね☆


 

ユニークな観光資源と、自然景観と武蔵野の風情が今もいきづく街、北本市。
ここ最近、多くの市町村でそれらの魅力をPRするのに作られた、市町村独自のユルキャラがひしめき合っているけど、
北本市にも特産であるトマトをモチーフにした「とまちゃん」というユルキャラが作られていて、
お祭りや主催するイベントなどでも魅力PRに余念がないそうだよね!
北本市に関する詳しい内容は、
北本市ホームページ へどうぞ。
トップページから、見たい分野が一目で分かるコンパクトなつくりになっていて、それでいて中身はとても濃いですよ!
また、観光に特化したホームページは、以下のリンクからどうぞ☆
北本観光ナビ
今すぐにでも行ってみたくなっちゃいますね♪♪



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