今月の市町村


 

ついこの間年が明けたと思ったら、もうカレンダーのページも折り返し地点を告げる6月に入ってしまいました!
6月には唯一祝日がなく、ゴールデンウィーク(GW)が終わってしまうとその分だけ憂鬱度も増してそれが5月病につながることも少なくないなんてことを冒頭で書くことが多かったんですが、
今年のGWが終わった頃からテレビやラジオからは何やら変わった文言がよく聞かれるようになりました!
それは、「平成最後の○○」とか「平静を改めて振り返ると」といったように、平成という時代を改めて振り返るような文言がたくさん聞かれるようになったことなんです!
これは、2019年(平成31年)4月を持って現在の天皇が退位され、5月1日に新天皇が即位されることに伴って日本の元号が変更になってしまうことから、
特にNHKの相撲中継では本当に多くこういった文言を耳にしました。
このページが16周年を迎える瞬間と時を同じくして、日本の元号も変更になるということで、こんな大々的な出来事と同じ日でいいのかと少々恐縮してしまいますね!
来年の4月に新元号が発表になるとのことですが、新しい元号はいったいどんなものなんでしょうかねぇ!
現時点では全くと言っていいほど予想がつきませんけど、平成からいったいどんな元号になるかは非常に興味が沸いてきますね☆
まぁ、私としてはもうこの際だから西暦で一本化してもいいんじゃないかなんてつい思ってしまいますが、
役所等の公的な書類を書く以上はなかなかそういう訳にはいかないのが実情ですね!


 このコラムでは、その出来事が起こった年を西暦と元号の両方で書いていますが、調べる際になかなか両方を親切に書いてくれているページが少ないので、
かなり計算が面倒くさかったりします☆
 NACKN あぁーその気持ち分かる分かるー!西暦だとこの年だけど、昭和や平成だと何年だったっけぇーって
いつも迷っては元号で取り組んでいる施設なんかに属するとほんと大変だよ!
 AMATY そうなんだよねぇ。今の会社に就職する前に通っていた就労移行支援事業所も西暦じゃなくて元号だったから、
日直とかやると時々2017年とか言ったりして、この時ほど西暦に一本化しちゃえばいいのにと強く思ったことはないね!
 NACKN うわぁー、なんだか今日はAMATYがちょいと愚痴モードになっちゃったよ!ふぅー、クワバラクワバラ!
 AMATY あぁーごめんなさぁーいm(__)m
ということで、愚痴モード(?)はこの辺にしておいて、そろそろ本題に入って行かないとですね☆
関東から地方へ出ることも格段に増えたので、この都道府県への訪問も凡そ1年ぶりとなってしまいましたが、
たまには「町」の部分も取り上げたいということで栃木県の上三川町が今回の主人公ですよ!
 NACKN おぉー、なんだか今回も小旅行のような感覚だなぁ!それでも、上三川町という市町村名は結構聞いたことがあるよ!
確かこの町には駅が設置されていないんだけど、上野東京ライン経由で宇都宮線にずっと乗っていると、隣の下野市にある石橋という駅に着くんだよ!
ここの駅の西口に出ると、上三川町に行かれるんだよ!
下野市に所在する駅ではあるけど、この町も中心駅として位置付けているそうだよね!
 AMATY ヘェー、そうだったんだぁ!私もぜんぜん行ったことのない市町村だったから、町内にも駅があるもんだとばかり思ってしまったよ!
 NACKN あらまぁ、そんな珍しいこともあるんだねぇ!それでも、中心駅とは言っても朝夕を除いて結構静かな雰囲気だぞーー☆


 

上三川町の特徴ってどんなだろうか?詳しい位置関係も知りたいなぁ?


 上三川町は栃木県では何部に位置し、関東平野では北部に位置している市町村で、都心からは凡そ90キロメートルのところにあるんだよ!
町全体が非常に平坦な地形が特徴的な田園地帯で、江川・鬼怒川・田川という三つの河川も南に向かって流れていて、
いかにも名前のとおりの町と言ってもいいよね♪
東西に北関東自動車道が通っており、南北を縦断する新4号国道に沿うように東北新幹線と宇都宮線が走っている等交通の便にも恵まれているから、
隣接する宇都宮へ通勤・通学する人たちの割合も25パーセント前後と、かなり高いこともうかがえるよね。


 

また、近年に行われた発掘調査で縄文時代や旧石器時代等の生活の跡が確認されたり、
大型の円墳や前方後円墳といった多くの古墳も確認されるなど、古くから人が住んでいた痕跡が相次いで発見されて、今ちょっとぢた話題にもなっているんだよね!
三つの川の水源を生かした農業も盛んだけれど、日産自動車栃木工場を中心とした都市工業も多様化してきて、新たな発展も期待できそうだね☆


 

古くから人が生活していた痕跡が発見されるだけでもその町の歴史を感じるし、三本の河川が町の名前になっているなんて、ほんと分かりやすい例だよね!ところで、日産自動車の栃木工場って、いつごろからあったんだろうか?


 ここ最近は本当に変化球もいいところってなくらい、意外な部分にぐりぐり探りを入れてくるからほんと油断ならないですね!(笑)
日産自動車は各地に工場を抱えるほど大手自動車企業なんだけど、主力生産工場の中でもこの栃木工場は国内でも最多を誇る規模なんだとか(@@)


 

溶かした金属類を型に流して器具を作る工程のことを「鋳造」って言うんだけど、この地域でスチールとアルミホイールの鋳造が行われたのが1968年(昭和43年)のことで、これが工場の前身だったんだって。
翌年には機械加工と組み立ても加わり、2年後の1971年(昭和46年)になると、最終的な車両の組み立てまでに拡大されて、
正式に日産自動車の栃木工場としてのスタートを切ったことになるね☆
車両のテスト走行を行うコースも含む最大の広さを有志ているだけじゃなくて、約5000名を超える
これまた最多の人数の従業員がこの工場で働いているらしいよ!


 

日産というとスカイラインとかセレナやセドリックといった名前の車種が真っ先に思い浮かぶけれど、
もちろんこれらの車種に加えて「インフィニティ」という海外向けブランドの車種も数多くこの工場で生産されているんだよ!
これだけ大きな規模の工場だと社会科見学なんかの拠点にもなりそうだけど、もちろん社会科見学の他にも一般見学の受け付けも行っていて、
月曜から金曜に限り可能なんだそうだよ。
自動車関係の工場見学も、ものすごくためになりそうだよね☆


 

ウッヒョォー!!経緯もさることながらそんなに大きな工場だということにもびっくりなのに、それに加えて従業員の人数も凄まじいものがあるねぇ!聞いたことのある車の名前もたくさん出てきて面白かったなぁ!それじゃぁ、最後にこの町の特産や郷土料理も知りたいなぁ?


 いやぁー、今回は話題もめまぐるしく変わるもんだから、付いていくのがちょっと大変かも!(苦笑)
最近では、郷土料理も含めて地産地消型の市町村独自の料理、いわゆるBQグルメなんていうのも本当に増えたよね。


 

この町は、お隣の下野市とともに干瓢の名産地であることは、これが意外とあまり知られていなかったりするみたいだよ!
ユウガオになった果実を細長くくりぬいて乾燥させたものが干瓢なんだけど、よく助六寿司とかちらし寿司に主役のような顔をして入っているから(笑い)、
味や香りなんかはすぐにぴんとくるなんて人もきっと多いことだろうね!


 

お寿司の主役級のこの干瓢を、何とチャーハンにまで居れてしまう大胆なBQグルメが、「かみのかわ黒チャーハン」だよ!
秘伝の特性黒ソースを使っていることから命名されたそうで、中には上三川産のニラやトマトや玉ねぎに加えて
アスパラに干瓢と、上三川産の食材を一遍に味わうことのできるグルメなんだって☆
町内でもこれを食べることのできるお店は増えていることに加えて、栃木県庁で開催された「とちぎ元気グルメ祭り」というイベントでも、
準グランプリに輝くほどの盛況ぶりらしいよ!


 

チャーハンだけど、地元産のお肉や野菜がふんだんに入っていてすごくヘルシーそうだよね。私も、ぜひ一度これを食してみたいなぁ☆!


 

美しい河川の三本柱を築き、自動車産業の聖地としても呼び声の高い町、上三川町。
ところで、町とか村というのはそれらをまとめている「郡」という行政区分の上に成り立っているけれど、
最近はやりの……いやもっと昔から何度も繰り返されてきた大合併によって、郡に属していた町や村が市へと昇格したり、
その市町村自体が消滅してしまう例が本当に多く残されてきました!
今回紹介した上三川町も、現在では河内郡に属する唯一の町となってしまいました。
この町が市へと昇格するようなことが遭ったら、河内郡自体も消滅してしまうんでしょうか?
上三川町に関する詳しい内容は、上三川町ホームページ へどうぞ。
観光に関するページは結構充実しているんですが、「町のプロフィール」は少々控えめで若干分かり辛いところにひっそり存在しています☆



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