今月の市町村


 とうとう10月に入ってしまいましたねえ。辺りでは、ほのかに金木犀の香りがしている所もちらほらと。
 思えば、このコーナーでも実に多くの市町村を取り上げてきました。今回も、何処にしようかと市町村に関するサイトをさまよっていたら、実に面白い現象があることにきずいたんですよ。
「丸々市」というように都市を表す場合には全国何処へ行っても読み方は「丸々し」ですが、町と村に関してはどうでしょう?
青森県からだいたい愛知県くらいまでは「丸々まち」とか「丸々むら」という読み方をしますが、そこから先の都道府県からは何故か「丸々ちょう」とか「丸々そん」っていう読み方をする地名が多いですよね?皆さん、きずいていました??
あぁー、日本の地名ってつくづく難しいなぁー。これが英語だったら、たとえ地名の読みがなが異なってもtownvillageっていう単語で表せてしまうから、やれまちだのちょうだのむらだのそんだのって迷うことも無いんですがねえ!(爆笑)
もちろん例外もあるけれど、これってけっこう面白い傾向なんじゃないかなあなんて、Amatiasは勝手に思ってるんですが、いかがでしょう?


 

なぁーんて、久々にマイタウンコラムに相応しい(かどうかは未知数ですが…)ことをぐちぐちと語ってしまいましたが、今回は神奈川県でももっとも空気が美味しい所と言われている、山北町(やまきたまち)を取り上げてみましょう。ちなみに、この市町村は「まち」と読みますよ☆


 

山北町ってどんな所かなあ?


 山北町は、東京から西へ凡そ80キロメートル、神奈川県の西部に位置している、緑豊かな丹沢の山々に囲まれているとても美しい町なんだよ。
それになんと、横浜市に次いで2番目に面積の広い所だというんだから、吃驚だよね??


 

どんな見所があるんだろう?


 空気も美味しくてこんなにも面積も広い所だから、見所も沢山あるんだよ。
まず、神奈川の景勝50選にもなっている、富士山・丹沢湖・洒水の滝なんかがあるね。ちなみに、この「洒水の滝」は日本の滝百選,全国名水百選にもなっているよ。


 

他には、河村城跡・お峯入り・世附百万遍念・室生神社流鏑馬・鉄道公園等等。
ここに挙げたものだけで無く、山北町にはまだまだ多くの見所が出てくるは出てくるはという感じでこれは実際に周辺をハイキングしてみることをお勧めします。


どんなお祭りやイベントが行われているの?


 そうだねえ。お祭りやイベントってその市町村の持っているカラーだとよく言われているけど、山北にも楽しいお祭りやイベントが数多くあるよ。
4月の第1週、山北駅周辺に植えられた桜をバックにそこが会場として盛大に行われる「山北桜祭り」とか、毎年6月にはアウトドアスポーツであるカヌーを取り入れた「カヌーマラソン」が丹沢湖を舞台に熱く繰り広げられていたり、
8月上旬から中旬頃、丹沢湖を中心に故郷物産展や演芸大会が行われるなかの大イベント、水中花火がとても魅力的な「丹沢湖花火大会」は必見のイベントだよ。花火の打ちあがる音が、辺りの山々にこだまして本当に迫力満点。


 予断だけど、小さい頃によく丹沢へ家族で旅行に行っていたんだけれど、ちょうど8月くらいでそのときに聞いた迫力ある花火の音は今でも忘れてないですよ。


どんな特徴を持っているの?


 山北は、ずっと「自然が多くて美しい」と先ほどから言っているけれど、実は昔から「鉄道の町」としても親しまれている所だんだよ。
山北駅が作られたのは、明治22年(1889年) 2月1日というんだから、すごい古くから使われてきた駅なんだね。なんでも、機関車が山北駅に近づくと駅員さんが、「来たぞおぉおぉー」っと大声で叫んでお客さんに知らせていたとか。
だから、山北駅の近くには、現在ではそれらの歴史と共に立派な鉄道公園として残されているんじゃないかな。Amatiasも、実はまだ行ったこと無いけれどいつかは訪れてみたいなぁー。


 

どんな特産品があるのかなあ?


 山北の温州みかんっていうのがいちばん有名かな。それだけじゃなくて、そのみかんを利用したオリジナルワインもあるんだよ。
このワインは、西丹沢の澄んだ空気と黄金色に染まった「温州みかん」とがうまく調和していて、みかんの甘みが強いのが特徴のワインなんだよ。どんな味がするのかなあ?1ど飲んでみたい。


 

爽やかな空気と大自然に恵まれ、ゆったりとした時を刻む町、山北町。ここには、知り合いが居て毎年山北は訪れているけれど、改めて調べてみるとこんなにも素晴らしい所だったんですね。改めて、山北散策に出かけてみたくなりましたね☆
山北町に関する詳しい内容は、山北町ホームページ へどうぞ。見所満載のたのしいページですよ。


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