いよいよ、カレンダーの一番最後のページであり、1年でいちばん最後の月となる12月に突入してしまいました。
今年の終わりのせっぱつまった雰囲気と、来年の始まりを告げる真新しい雰囲気とをつなぐ役割が、この月にはあるなぁとずいぶん前から感じていました。
「師走」という言葉を耳にしただけでも気持ちの上でも実際の生活でもついつい焦りがちになるものですが、
新語流行語大賞やクリスマス、レコード大賞や紅白歌合戦などなど、年末ならではの楽しい行事もてんこ盛りであることに、
忙しい現実からちょっぴり解放されて一瞬でもほっとできる一時かなぁと感じていたりもします。
今年1年を振り返るテレビ・ラジオ番組もこれからどんどん放送される機会も増えてくるので、年末モードを感じずにはいられませんね!
皆さんにとって、今年はどんな1年でしたか?
いいことや嬉しいことがあったらそれは来年に引き継いで、そうではなかったとしてもそれは今年のうちにすっきり忘れて清々しい気持ちで来る2018年を迎えたいですね♪
「首都圏を中心に取り上げる」と掲げて運営してきたマイタウンコラムも、昨年辺りから積極的に他の地方へも出かけて行くようになりました!
中でも、今年の特徴といえば大々的に「三郷」という地名の市町村を、名前のとおり3回にわたって特集してきたことが挙げられるね!
NACKN そうそう、一つの地名を3ヶ月にわたって特集してきたのは私自身も面白かったし、
同じ地名でも市町村ごとに特色ある話題に出会えたのも大きな収穫だったね☆
AMATY あらまぁ、どうしたんですか?いつになく真面目な発言なんかしちゃってぇ!
ってまぁそれは冗談にしても、三者三様といった感じで地域の郷土愛にも触れることができたのは、私自身も収穫だよ!
NACKN ちょっとちょっと!いつになく真面目だけ余計なんですが(*_*)
年を重ねる分だけ、考えや意見なんかも自然に成長するもんですぞい!
AMATY いやいや、本当にそれはその通りだよね!軽はずみに変なこと言って、失礼しましたぁm(__)m
ということで、1年の最後を飾る今回は、久しぶりに山梨県へ上陸してみましょうか!
様々な「中央」という意味を持っている、その名もずばり山梨県の中央市を取り上げてみましょう♪
「そのものずばり!」という市町村名も、稀に見る例かも知れないね!
NACKN おぉー、なんだかどこにでもありそうな市町村名だけれど、山梨県だったのかぁ(^O^)
すごく遠いイメージがあるけど、実は都心からも結構アクセスは良好なんだよね!
新宿から中央線で甲府まで出ると身延線という電車があるから、それに乗っていくとこの市の中心駅でもある東花輪駅に到達できるんだよね☆
まぁ、お金に余裕があれば交付まで特急に乗るというリッチな手もあるけどね!(笑い)
AMATY さすがぁ、鈍行と特急両方を取り上げるとは、アクセスの幅も広がりそうだね!
新宿駅から中央市まで行ける高速バスも出ているしね。
NACKN うんうん、その経路と電車の経路で迷ったんだけど、どちらかというと鉄道で行きたかったかな☆
おやおや、さすがに中心駅とあって、結構乗降客も多いねぇ♪♪
2006年(平成18年)の2月に発足したばかりのまだ新しい市町村で、この辺り一帯は中巨摩郡と東八代郡という二つの郡が存在していて、
東八代郡では豊富村、中巨摩郡からは田富町と玉穂町の三つの町が合併して、中央市としてのスタートを切ったってことだよ☆
農業がとても盛んなところでもあり、とうもろこしやトマトやお米を主に作っていて、それらを利用した新しい郷土料理も生まれているみたいだね☆
さっき、甲府盆地の南部にこの市は位置しているって紹介したけど、地図で見るとほぼ盆地の中央に見えること、山梨県でもほぼ中部に位置していること、
そして山梨県は日本全体で見てみてもほぼ中央部に位置しているという三つの意味が、この市町村名には込められているんだって♪
よく、区名には北区や南区や中央区といったように邦楽を表すものが多数あるけど、市町村名クラスでこの例は稀かもしれないね!
「利便度」「安心度」「富裕度」「快適度」、そして「住居水準充実度」の5つのカテゴリーに分けて実施されているもので、
この市は全国で見れば30位県内なんだけど、山梨県ではここ数年1位に輝いているんだって(@@)
交通の利便性も良く、かつては町や村だったところが現在では地区という区域となっており、田富地区・玉穂地区とそして豊富地区の3つの特色を生かした街づくりが展開されていることから、
住みやすい街として評価されているんだろうねきっと!
2014年(平成26年)には、甲信越・北陸・中部ブロックで20位に入ったこともあるほど、安定した実績を残し続けていると言えるよね☆
ちなみに、2017年の全国的に見たランキング1位の市町村は、千葉県の印西市なんだって☆
今度このコラムでもぜひとも訪ねてみたいね☆(^O^)
玉穂地区には、国の重要文化財として登録されている永源寺と歓盛院という、二つの寺院が存在しているよ!
この地区で開かれていた祭事には、毎年4月に「れんげまつり」というのがあって、中央市の三大祭として、地域の活性化を図るために開かれていたそうだよ!
玉穂は、二つの重要文化財も含めて寺跡も多数存在しているのが特徴らしいね☆
そして、豊富地区には桜の名所としても知られている、「山の神千本桜」があり、4月には多くの観光客が訪れているんだって☆
浅利与一義成という遠矢の名手として有名な人がこの地に住んでいたことから、8月のお盆の夜に開かれていたのが、「与一公まつり」というものだよ。
っとさっきから「お祭りが開かれていた」なんて微妙な表現で書いているけど、この三大祭は2016年(平成28年)から「中央市ふるさとまつり」として、玉穂地区で三つのお祭りが統合した形で開かれるようになったんだって☆
この地区は、その昔養蚕がすごく盛んな地域であったことから「シルクの里」という名称で親しまれ、
つむぎ織やシルクフラワー、それに陶芸体験の3つの体験プログラムで体験することができ、地域の人たちとの交流を図る場としての役割も担っているんだよ!
家族やグループで、また企業講習会や旅行といった、様々な用途に活用できる宿泊施設と研修室も備わっているだけじゃなくて、
八ヶ岳や甲府盆地、北岳等の展望をたのしむことのできる天然温泉施設も充実していて、1日の疲れも一気に吹っ飛びそうだね☆
この温泉は、日本でも唯一とも言えるアルカリ温泉だそうで、非常に珍しく結構人気も高いみたいよ☆
三つの地域の特色が調和し、住みよさの安定感を誇る都市、中央市。
そういえば、これによく似た企画で都道府県を対象として「豊かさ指数」というものがあったけれど、いつも上位を独占していたのは北陸3県が多かったですね☆
関東地方の各都道府県は残念なことに結構下位に属してしまうんだけど、どういう訳かいつも最下位が埼玉県であることにどうしても納得できませんでした!(プンプン)
いつも、上位と下位がかなりの確率で同じ東経になってしまうからなのか、いつしかこの豊かさ指数の企画は無くなってしまいましたね!
中央市に関する詳しい内容は、中央市ホームページ へどうぞ。
市のプロフィールと観光案内、それに各分野の情報も完結かつ分かり易い文章で書かれているのが、特徴的なページですよ!