今月の市町村


 

Trick or Treat!!
11月に入る前に、何年か前から日本でも定着したハロウィン効果も手伝ってか、こんな言葉もあちらこちらから聞こえてきますね☆
つい数年前までは10月31日なんて何の変哲もない普通の日だったのが、いったい誰が最初にハロウィンの文化を日本に持ち込んだんでしょうねぇ!?
今ではすっかり耳馴染みになったTrick or Treat!!ですが、これはもともとTreat me or I’ll trick you.
(私をもてなしなさい、さもなきゃいたずらしちゃうぞ!)という文章を、短く言い易くしたフレーズなんだそうですよ!
主に子供たちがこう言って練り歩くので、もてなし=お菓子がいちばんということになるんでしょうが、
餡蜜や羊羹といった和菓子ならいくらでももらってもいいですが、子供の頃からのチョコレート嫌いを筆頭にほとんど好んで洋菓子を食べてこなかったからか、
洋菓子をもらうことほど苦痛なことったらありませんね(*_*)
時々、いただきものでクッキーやケーキをもらったりすることがありますが、本当に困ってしまいご近所さんや会社の人たちに配って事なきを得るなんてことも!
やはり、日本人は和菓子に限りますなぁ!(笑い)


 

さて、11月14日は、このページの主人公である埼玉県のお誕生日です!!
この月を筆頭に4ヶ月に一度埼玉県の市町村を取り上げる企画も、いよいよ佳境に入ってきました。
もっともっと埼玉県の市町村の魅力を存分にお伝えしたいところだけど、いつかは終わってしまうんだなと思ったらちょっと寂しいもんですね(・o・)
 NACKN あれまぁ、いきなりそんな寂しいこと言われたら、私まで悲しくなっちゃうわい!
いきなりのっけからそんなセンチメンタルにならないでくれー!!
 AMATY あぁーごめんごめんm(__)m もともと、埼玉県の市町村を中心に取り上げるために作ったコーナーだったから、つい寂しさが込み上げてきちゃってさ!
 NACKN なるほどねぇ!私のこの名前だって読者につけてもらったものだし、NACK5も10月31日が誕生日だから、ちょっと嬉しいね。
でも良かったよ。埼玉県への愛が衰えずに健在で!
 AMATY そりゃそうだよ!今でも埼玉県の話題をテレビやラジオでやってると、ついつい食い入るように見聞きしては仕入れて、知識としてためておくしね!
ということで、今回取り上げる市町村も、これまで訪れていそうで訪れられていなかった埼玉県日高市が、今回の主役ですよ!
何でもここは、今では全国チェーンをなす中華料理店の名前の元となったところなんだそう!
 NACKN そうかぁ、日高市、ずいぶん前に行っていたような気がしてたけど、まだ行かれてなかったんだね!
池袋からだと、西武池袋線一本で高麗(コマ)駅というところも行かれるけど、中心駅の高麗川へも、東武東上線で川越まで出てから川越線に乗り換えれば着くことができるよ!
 AMATY うんうん、意外といろいろな行き方で行かれるのも、この市のいいところかもね!
それにしても、西武池袋線が出てくるとは意外だったなぁ!
 NACKN なるほどそうかぁ!私はこっちの方がなじみ深いんだけどねぇ。
うわぁー、ヒガンバナがたくさん咲いているよぉー(@@)


 

日高市はどんなところだろう?そして、どんな特徴を持っているんだろうか?


 日高市は関東平野の先端である埼玉県の南西部に位置している市町村で、東部はほぼ平坦地なのに対して、
西武は外秩父山地の東の麓にもあたるところから、丘陵地帯という顔も覗かせているよ!
ヒガンバナの名所としても知られているこの市は、まるで形が巾着のように見えるところからその名がついたという「巾着田」(キンチャクダ)があることでも、すごく有名だよ!


 

さらに、大昔はこの辺り一帯に高麗郡(こまぐん)という郡が置かれていたところでもあり、
朝鮮半島からの渡来人が祭られている「高麗神社」というところは毎年初もうで客で非常ににぎわうらしいよ!
こんな風に、現在でもその地名は駅や団地等にも残されていて、日高市の代表的な地名と言っても過言ではないかもね♪


 

それに、今や全国チェーンとなっている中華料理店の「日高屋」は、同市出身の神田正(ただし)にちなんでいるんだって!
ハイデイ日高という外食企業の本社はさいたま市にあるんだけど、主力事業が日高屋って訳なんだよ!
ラーメンを食べて気持ちが高揚した1日を送って欲しいって意味まで込められているっていうから、
こう考えるとひねりやパンチの利いたネーミングだよね♪


 

ヘェー、いろんな顔を持っているだけじゃなくて、あの有名な日高屋はこの市から来ているなんてすごいなぁ!ところで、巾着田周辺は遠足の聖地ってほんと?


 ヒャァー!!さすが目ざといなぁ!遠足の聖地とこの市が宣言したのも、何とものすごく最近のことだって言うのに(@@)
市の紹介でも取り上げた巾着田周辺は、ものすごく自然が豊かなところなんだよね☆
その自然を生かしたハイキングコースやキャンプ場等も整備されているから、季節を問わずたくさんの観光客が訪れる場所でもあるらしいよ☆


 

それだけじゃなくて、巾着田は季節ごとに美しい風景を見せてくれるところで、
春には桜や菜の花が、夏にはハスやアジサイ、秋はコスモス、それに9月から10月にかけてこの市のシンボルでもあるヒガンバナが群生し、
日本一のヒガンバナ群生地としてそれにちなんだお祭りも数多く開かれているんだって(^O^)


 

また、この辺り一帯には「高麗郷古民家」という国の登録有形文化財の指定を受けている古民家も点在していて、
そこに西武鉄道が積極的に観光PRを行っていることも手伝って、埼玉県や東京都の西武線沿線の学校が、遠足の適地として選ぶところも本当に多いんだって!
これに気を良くした日高市は(笑い)、このことを観光振興にも行かせると考えた後、2017年(平成29年)4月に大胆にも「遠足の聖地」を宣言したという結末に至るんだよ。


 

確かに4月は何処の学校も遠足シーズン真っただ中にはなるけど、遠足に訪れる学校が多いことを受けて「遠足の聖地」を宣言するなんて、思い切った行動だよね!
でも、四季折々の自然に触れたりキャンプができたり西武鉄道がこれを大々的に宣伝なんかしていたら、
すっかり気分も高揚しちゃって遠足の聖地宣言の一つや二つ出してもおかしくないかもね☆☆


 

WOW!!そりゃ本当に大胆な取り組みだねぇ!この話を聞いているだけでもハイキングに行きたくなってきたよ☆さてと、そろそろ特産品でも探りたいねぇ?


 なんだか今日は、聞き方までいつもとは一味も二味も違うねぇ!
この市は埼玉県でも有数の栗の産地でもあり、クリを使ったお菓子や日高ブランドの栗も数多く出荷されているんだよ!
中でも、とても粒が大きいのに甘味が強い上に色が濃いのが特徴の「利平栗」(ビヘイグリ)の生産量は、埼玉県でも1位を占めるんだって!
高麗川マロンや日高ぽロンというユニークな名前の品種も作られていて、贈答用としてもすごく喜ばれているらしいよ☆


 

他にも、うどやブルーベリーも新しい特産品として注目を集めているよ!
ブルーベリーに至っては、摘み取り体験ができる農園まであるそうだよ☆
ブルーベリーは目にもいいっていうから、目が疲れたときなんかに食べるとものすごく効果があるって聞いたこともあるよ!


 

そして、驚くべきところとして日高市でも狭山茶が栽培されているんだよね(@@) (^O^)
埼玉県の西武に位置する入間や狭山では当然のごとく盛んな特産品だけれど、この市も南西部に位置しているから、ともにお茶の栽培には適した地なんだってよ!
色は静岡、香りは宇治よ、味は狭山でとどめさすと謳われているとおり、狭山茶は味にも深見があって本当に美味しいお茶なので、
私自身は緑茶のオオ様といえばこの狭山茶以外考えられないなぁ☆


 

ヘェー、栗の生産が盛んだったというのは初耳だったなぁ!そういえば、この市町村名の由来ってどんなんだろう?


 あれれ、いちばん最後にその質問を持ってくるとは、どこまで変化球なんだろうねぇ!(苦笑)
いちばん有力なのは、1955年(昭和30年)に、高麗川村と高麗村が合併して日高町という町が誕生したんだけど、
どちらも「高」という字が使われているね!
そこに、この市のシンボルでもある「日和田山」という名前の山があって、そこから一文字「日」を取って、日高という名前が生まれたそうだよ♪


 外食産業の「ハイデイ日高」という名前も、両方のムラに「高」という字が使われていたところから連想し、
英語の「high」と気分が高揚するという意味まで冠してつけられた名前だから、お祭りもたくさん開かれていて本当に気分もハイテンションになっちゃうね!(笑い)



 

高麗地区の壮大な自然が生かされた遠足の聖地、そして全国チェーンの中華食道発祥地、日高市。
本編では触れられなかったけれど、この市は工業都市としての顔も持っているところで、
大手セメント会社の「太平洋セメント」や、ふりかけの最大手企業としても著名な「丸美屋食品工業」、
さらにはマルちゃんブランドでも非常に有名な「東洋水産株式会社」、それぞれの埼玉工場がこの市にあるんだよ!
その昔、主にこれらの工場見学を中心とした公害授業の一つに社会科見学というのがたくさんの学校で行われていたけれど、
これだけたくさんの工場があれば「社会科見学の聖地」という宣言も生まれそうだよね!
日高市に関する詳しい内容は、日高市ホームページ へどうぞ。
市の概略と観光ガイドがコンパクトにまとめられているのが、特徴的なページです!



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