今月の市町村


 

「さぁーて、夏真っただ中だぁ!!」となるはずの8月は、どうしちゃったのかと思うほどの雨続きでいきなりトーンダウンしてしまった感がありましたが、
8月後半から9月に突入した現在でも本来の蒸し暑さが戻ってきて、夏の底力を発揮するのが最近の傾向かなぁなんて思ってしまいますね☆
テレビやラジオのニュースでも、「暑いけど嬉しい」という子供のコメントが流れていたほど、今年の夏は本当に両極端でした。
学生の頃(特に小・中学生の頃かな)、宿題がなかなか終わらなくて9月1日が来るのが怖かったときもありましたが、
今年の6月から約2ヶ月強企業実習させていただいていた会社に、9月1日からついに正式雇用となったのですよ(^O^)
前職を退職してから凡そ1年半ぐらいの転職活動を経て、コールセンターの品質チェックという新たな仕事に巡り合い、
実習中にその業務にやりがいを感じ、9月から正式に仕事にできることに喜びを感じています!
私にとっては4度目の社会復帰となるわけですが、この業務は長年劇団活動を続けていることが功を奏した部分もあり、
精いっぱい自分らしく安定して働いていきたいものです。
それでも、毎月1回の更新はこれまでどおり続けていきますので、引き続きページ本体のみならずこのコーナーもよろしくお願いしますねm(__)m


 

プライベートの楽しみの一つとして、こんな風にいろいろな街を訪れて様々な特色を学ぶことができるのが、とにかくたまりませんね☆
このコラムでも、同名の市町村を取り上げることもよくありますが、それぞれの市町村との関係を知るとそこからまた新たな魅力も生まれてくるんですよね☆
 NACKN いやぁーほんと目出度い情報だねぇ!やりがいのある仕事で就職できたのは、すごいことだよ!
 AMATY あらぁー、ありがとうm(__)m ほんと、日ごろ持っているスキルなんかが何処でどう転ぶか、ほんと分からないもんですよね!
 NACKN それでも、毎月こうやって一緒に市町村をめぐるのが、私にとっても最大の楽しみの一つになっているよ!
同名の市町村って言ってたけど、今月もまだ粘り強く三郷特集でもやるのかなぁ?
 AMATY まぁ、合併はされたけれども、合併前の市町村に三郷村ってのがあってねぇ。
 NACKN ひゃぁー、3ヶ月連続とはすごいなぁ!息切れしないようについてかなくちゃ!!
 ということで、もうNACKNが予告編のようにして紹介していましたが、7月の三郷市から始まった同名の市町村特集も、3ラウンド目に突入です。
長野県の山間に囲まれた、安曇野市を取り上げてみましょう!
ここには、合併前に三郷村という村があって、7月に取り上げた埼玉県三郷市、8月に取り上げた奈良県三郷町とともに交流が続いているんだよね。
 NACKN そうなんだよねぇ!三つの市町村同士で、長年交流が続いているって言ってたもんね!
ここからだと、新宿から中央線の特急のあずさで松本まで行ってから、大糸線という電車に乗りかえると中心駅である豊科駅に行かれるね!
 AMATY うんうん、これがいちばん無難な経路だよね。あずさ号の特急も結構本数出ているし、豊科駅も大糸線の特急も止まるんだよね。
 NACKN そうなんだよ!この辺りは結構住宅も多いらしく、利用者もかなり多いね。それに、山間だからか結構涼しいねぇ☆


 

安曇野市ってどんな所だろう?それに市町村名の由来も気になるねぇ?


 安曇野市は長野県の中部に位置している市町村で、かつて存在していた豊科町・明科町・堀金村・穂高町・そして三郷村の五つの町村が合併して、 2005年(平成17年)に誕生した市町村だよ!
多くの河川や用水路にも恵まれているうえに、市の西部には常念岳や燕岳といった3000メートル前後の山々に囲まれ、中部山岳国立公園の一部ともなっているんだって☆
それに、湧き水も豊富なことからわさび栽培が非常に盛んなところで、大王わさび農場という日本ではもっとも最大規模のわさび園も有していて、
多くの観光客も訪れている場所の一つらしいよ☆


 

また、聞くだけで非常に響きがきれいなこの「安曇野」という地名の由来だけど、
その昔に九州の北部で海運を司っていた綿津見命(わたつみのみこと)を信奉する安曇族というのがあって、
上記に紹介した旧5町村があった付近に定住したことで安曇郡という郡が発足したことにちなんでいるらしいよ!
そんな経緯もあって、安曇野という地名は旧5町村域をひとまとめとして呼ばれることとなったんだけど、
それでも旧5町村域以外にも相当する地域もあるようで、この市と隣接する松本市の梓川地区も、「安曇野」とするのが有力なんだそう!
それにしても、安曇野という響きはとっても美しいのに、漢字で書くと安心の「あん」に曇るに野原の「の」と書くギャップが、なんだか不思議な感じだね♪


 

へぇー、清流が多いってこれだけで心もほっとしそうだけど、由来はかなり複雑な感じだねぇ。ところで、埼玉県の三郷市と奈良県の三郷町とは交流があるのは知ってるけど、他に姉妹都市や友好都市ってあるんかなぁ?


 ありゃりゃりゃ!変化球を飛ばしてくることも何ら不思議なことじゃないけど、ここまでの痛烈な変化球は初めてかも(*_*)
それでも、多岐にわたる理由から交流が開始されていて、国内に置いては埼玉県の三郷市と奈良県の三郷町を含めて、七つの市町村と友好都市提携にあるんだって。


 この市になる前の旧5町村の一つだった三郷村が、自治体名が同じ縁で交流を始めたことが、後の「三郷友好都市交流推進協議会」という組織にまで発展してしまうほど、
その熱の入れようには凄まじいものがあるよね。
同じ市町村名が縁で交流が始まるケースはあれど、組織にまで発展する例というのは皆無と言っていいほど稀なことかも知れないね。


 

他にも、1993年(平成5年)には、旧堀金村と千葉県東金市が地域間で交流を始めたことから友好都市提携となったり、
東京都で言えば旧豊科町と武蔵野市、旧穂高町と江戸川区、神奈川県で言えば旧堀金村との住民同士の交流から発展して真鶴町と友好都市関係になるなど、
関東地方の市町村との提携が実に多いね☆


 

では、関東地方以外ではどこなのかというところだけど、江戸川区とも交流を続けている旧穂高町が、
市の紹介でも取り上げた安曇族がかつて福岡で海運を司っていたことがルーツとなっている縁から、福岡市の東区と交流が始まったそうだよ!
理由は何であっても、お互いの地域の特色を尊重し合いながら地域間で交流しているって、ほんとすてきなことだと思うよ☆
こういうスタイルは、後世にもずっと続いて行って欲しいよね♪

 

ほんと、この友好都市提携って多種多様な理由があるし、三郷村に至っては別格って感じがしたもんね!ところで、NHKの連ドラの舞台になったってほんと?


 今回は、もう何処までも変化球で攻めてきますねぇ(・o・)
長野県としては、ずいぶん昔に連ドラの舞台になったことはあったけど、安曇野市となってからは初めてのことだね。


 

NHKの第84作目の連ドラである『おひさま』が、2011年の4月から10月にかけて放映されていたんだけど、
その舞台が松本市とこの安曇野市だったんだよね!
扇状地と大自然という立地に加えて、美術館や博物館や数々の温泉もあるなど、観光地としての役目も担っているからか、
この市も度々ドラマのロケ地として使用されることも多いみたいよ!
その代表的な例が、この『おひさま』って言えるかも知れないね!
よくロケ地めぐりツアーなんかも各地で行われることがあるけど、この市も女性が選んだ“行きたいロケ地”ということで、「第2回ロケーションジャパン大賞」という賞も受賞したことがあるんだよ!


 さらに2011年は、テレビがちょうどアナログ放送から地上デジタル放送に移行した年で、その波に乗ってこの市の雄大な自然もクローズアップされていたと聞くし、
ロケ地として行ってみたいところとして選定される訳もうなずけるよね!
数多くの記念館や美術館や資料館も点在し、なんと軽井沢とともに別荘地ともなっているから、
ロケ地としての顔だけじゃなくてスローライフを楽しむことを目的に移住者が多いという特徴も、併せ持っているのかも知れないね。


 

数多くの水源を抱え様々な地域の特色を生かした観光優先都市、安曇野市。
埼玉県の三郷市から、3ヶ月にわたって各地方の「三郷」と名の付く市町村を巡ってきましたが、いかがでしたでしょうか!
今月取り上げた安曇野市も、現在では安曇野市として様々な市町村と提携しているけれど、旧町村名が地域名として残されていきながら
他の地域との交流もずっと続いているのって、ほんと誇らしい姿だと思いませんか?
大自然が残る市町村というのも数多くあれど、この市ほど多くの山々や水源を抱えている市町村ってのも
、なかなか見られない光景じゃないでしょうかねぇ!
安曇野市に関する詳しい内容は、安曇野市ホームページ へどうぞ。
市の紹介ページが非常に分かりやすく分野ごとにコンパクトにまとめられており、特に観光案内や見どころのページは必見です♪☆



他の市町村へも行ってみよう!

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