今月の市町村


 いやいや、いつかのコメントで「今年も大好きな夏がやってくるぞぉー!」なんて言っていたと思ったら、あっという間にもう9月になってしまいました。
 ラジオやテレビでも、まるで今年の夏を振り返るかのように、競って「この夏のヒット曲」みたいなことをやってますね。皆さん、今年の夏はいかがでしたか?って、まだまだ暑い日が続きそうですが……!(苦笑)
 さてさて、そんな暑い日が続く中今回はなんとまた、首都圏を出て甲信越方面へ足を伸ばしてみました。
沢山の歴史を秘めた城下町、新潟県は上越市を尋ねてみましょう。ここは毎年8月になると、Amatiasが帰省する思い出深い地でもあるんですねえ☆
 

上越市はどこにあるの?


 上越市は、新潟県の南西部に位置している上越地方の中核都市なんだよ。
市内を歩いていても、古くから伝えられてきた伝統的な文化や街並みに現在でも出会うことができるよ。
上杉謙信が居城を構えた城下町であることは、言うまでも無いですね。
ちなみに、新潟県は富山県寄りから上越地方・中越地方・そして山形県寄りが下越地方となっているので、始めのうちは混乱しそうですねえ。


 

有名な出身者は居るのかなあ?


 上越市と言えば、この人を忘れてはいけませんねえ。
「日本の近代童話の父」と言われている著名な作家、小川未明はこの地の出身だよ。皆さんもきっと、小学校の国語の教科書などで名前を見る機会があったんじゃないでしょうか。
他には、「郵便の父」である前島密や、生物学の坂口謹一郎といったところでしょうか。


 

どんな観光スポットがあるの?


 そうだねえ。上越市を象徴する所といったらそれはもう沢山ありますが、中でも「春日山」と「高田公園」かな。
春日山の中腹には、さきほど紹介した小川未明の私費があったり、上杉謙信公・春日山城跡がそのまま残されているんだよ。これだけでも、上越の歴史探訪に出かけられそうですねえ☆
でも、これだけじゃ無いんだよ。春には、日本一の夜桜としても知られている高田公園の夜桜。まだAmatiasも見に行ったことは無いけれど、毎年多くの花見客で賑わっています
 夏には、公園の周辺を沢山のみごとな蓮の花が彩っていて、式の移り変わりも感じることができるよ。蓮の花は早朝に何度か見に行きましたが、実に数え切れないほど沢山の種類の蓮の花があるんだよ。蓮の花を見るなら、早朝がお勧め。
上越市に来たら、まず真っ先に高田公園を尋ねてみよう。


 

どんなイベントがあるんだろう?


 観光スポットも沢山あるけれど、昔から続いているお祭りも多数あるんだよ。
平安の末期から続いているという「祇園祭」や、戦国時代の名匠「上杉謙信」を偲んで毎年8月の半ばに開催されている「謙信公祭」。それに、高田城の蓮の花をバックに盛大に行われる「蓮祭り」などなど盛りだくさん。
ここに紹介したお祭りは、ほとんどが8月前後に行われているイベントなので、夏は特に上越市全体がお祭りムードに包まれているという感じだよ。


 

それじゃあ、特産品ってどんなのがあるの?


 上越は、観光スポットも多いけど特産もほんとにいろんなものがあるんだよ。
たとえば、水飴の上品な甘さが魅力的な「翁飴」という昔ながらのお菓子や、笹だんごや妙高サブレ・「春日の月夜」というクリームがたっぷり入っている洋菓子、かまぼこもそうだね。
これだけでも十分上越の味だけれど、上越に限らず新潟県はみんなもご存知のように「米どころ!」。コシヒカリも、上越市でも立派な特産品だよ。
Amatiasからもお勧めを一つ。それは、花びらの形をしていてその真ん中に実際に桜の花びらを塩漬けにした、「花びらサブレ」というクッキータイプのさっぱりとした甘さのお菓子だよ。特産かどうかはちょっと分からないけれど、とても美味しいからぜひ上越方面に来たさいは探してみてね☆


 

予断だけれど、上越市の地名にはほとんどと言っていいほど「丸々まち」だの「丸々ちょう」やらと付けられている所が多いせいか、Amatiasが小学生の頃は上越って市では無くて町だと思い込んでいた時期があったんです。(苦笑)でも、上越市内で「まち」や「ちょう」の付かない地名を探す方が難しいかも知れませんねえ。(笑い)


 

四季折々の自然と長い歴史と文化に守られてきた都市、上越市。この町を訪れる人々を決して飽きさせず、そこは歴史探訪への入り口、そんな気がしますね☆
上越市に関する詳しい情報は、上越市ホームページ へどうぞ。とても暖かい雰囲気のページですよ。


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