今月の市町村


 

3月に突入し、あちらこちらから「卒業」とか「旅立ち」とか「新生活」といったように、新年度を感じさせてくれるキーワードが増えてきましたね♪
特に、家電量販店の動きには凄まじいものがあり、たとえば掃除機や電気ポットや炊飯器をセットにして、3万円前後で販売するところがあると思えば、
パソコンを格安にして周辺機器(プリンタなど)をサービスでつける販売方法もあったりと、実に様々です(@@)
っと他人事のように書いている私自身も、現在のところに引っ越す際はそれこそ「新生活応援セール」の恩恵をしっかりと受けて、
ポットや洗濯機なんかを格安で購入したので、この時期のそれは本当にありがたいものですね(^O^)
この時期になるとなんべんも書いていることかも知れませんが、新年を迎えるときよりも新年度に切り替わるときのほうがきゅっと身が引き締まる感覚で、
しっかりと将来を見据えた目標も立ててみたりして、ものすごく気合いも入ります☆
私自身も、以前勤めていた会社を退職してからちょうど1年になるので、よりいっそう就活にも力を注いでいきますよ!


 

卒業というと、学生最後の思い出に卒業旅行に出かけるなんて方々も、それは多いことでしょうね!
近場でも遠くでも、社会人になる前の貴重な羽伸ばし期間ですよね!そのきっかけとして、このコラムが少しでもお役に立てればという気持ちで、私たちも旅をしています。
 NACKN 卒業旅行かぁ!私には、まだ経験がないなぁ!
 AMATY あれまぁ、そうなの?!クラス単位じゃなくても、友達とどこか小旅行にに行くみたいなこともなかったの?
 NACKN んー、そういえば卒業旅行とまで大規模なものじゃなかったけど、友達と一緒に川越見物に行ったことならあったよ!
 AMATY うわぁーいいじゃないぃー!しっかり思い出に残ることしてたんじゃないぃ!  NACKN うん、蔵造りの街並とか川越祭り会館などを見たりして、1日楽しめたなぁ☆
川越市も、もうずっと前にこのコラムでも訪れたことがあったけれど、3月ということで大詰めに差し掛かった埼玉県の市町村特集の月です。
今回は、言わずと知れた草加せんべいの名産を持ち、人口増加率が飛躍的に伸びた埼玉県の草加市を訪れてみましょう!
なんでも、鉄道の開通が拍車をかけたんだとか!
 NACKN なるほどぉ!もうとっくに訪れてたと思ったら、まだこの市には行ってなかったかぁ☆
羽田空港や成田空港からもリムジンバスも出ているし、恵比寿駅から地下鉄日比谷線に乗れば東武伊勢崎線とも相互乗り入れしているから、草加市内へも感嘆に行くことができるよ!
 AMATY そうなんだぁ!成田や羽田からリムジンバスが出ているのは知らなかったなぁ☆
中央線沿線からも、西国分寺で武蔵野線に乗り換えて、さらに南越谷で伊勢崎線で向かうこともできるよね!
 NACKN うんうん、乗り換え回数は少々多いけれど、様々な場所から向かうことができるのがいいよね☆
わぁーすごぉーい、駅周辺にたくさんの団地が立ち並んでいるぞ!!


 

草加市はどの辺りにあって、どんな特徴があるんだろう?


 草加市は埼玉県の東南部に位置していて、都心からも非常にアクセスが抜群な市町村なんだよ!
ときは遡ること江戸時代、この辺りは水田地帯で稲作が盛んな地域だったんだって!
また、日光街道に沿って江戸から2番目にあたる宿場町として栄えたところが、この「草加宿」というわけなんだよ!
奥の細道で有名な松尾芭蕉が、旅の途中に通った場所としても知られていて、現在でもここに句碑が残されているみたいよ。


 

都心からは凡そ15キロメートル足らずしか離れていないというのに、戦後は人口が5万人にも満たなかったらしいよ!
それが、1962年(昭和37年)に東洋最大規模のマンモス団地と言われた「草加松原団地」を初め、草加旭町団地や新栄町団地といった多くの団地建設と、
国道4号や東京外環自動車道が相次いで開通し、東京メトロ地下鉄日比谷線と伊勢崎線の相互乗り入れが始まったことで人口が急増したそうなんだ!
現在では、さいたま・川口・川越・越谷・所沢についで、人口は凡そ25万人と県内6位の市町村に急成長を遂げているよ!


 

ウッヒャァー!日光街道の宿場として栄えたのは知ってたけど、戦後の人口の少なさに驚いたよ!ところで、この市はなんでも地球儀の生産も盛んだって聞いたんだけど?


 最近は、変化球が板についてきたねぇ(・o・) (^^ゞ
かく言う私も、どうして草加市と地球儀が結びつくのかすごく疑問だったんだけど、いろいろ調べていったらある一つの製作所にたどり着いたよ!
天文関連教材の販売や製造を行っているメーカーに、「株式会社渡辺教具製作所」ってところがこの市にあるんだよ!
1937年(昭和12年)に、現在の中央区築地で地球儀の個人商店を創業したのがそもそもの始まりなんだけど、
1962年(昭和37年)に株式会社化した後、本社機能を草加に移し自前の工場で本格的に地球儀政策をしていたんだって☆


 

海外からの研修生なんかも積極的に受け入れているほど、地球儀政策には定評もあるんだよ!
そして驚くことに、この事業が開始される発端となったのは当時の創業者が築地本願寺の住職から薦められたという、一風変わった歴史があるんだけど、
現在は日本天文学会の賛助会員企業となるなど、今なお地球儀を初めとした天文関連教材の製作に携わっているんだよね!


 

さらに、モダンなデザインを施したオリジナルの地球儀や、環境について学ぶことのできる地球儀などの自社製品も多く政策されていて、
全国の地球儀のシェアもトップクラスなんだって(@@)
よく中学校や小学校などで使用している地球儀は、この市で作られた可能性がすごく高いかもね。
ここは、言うならば日本で初めて本格的な地球儀の制作が行われていた場所だよね!
地球や宇宙をテーマにした科学館とミニ博物館も併設されていて、社会科見学の拠点としてもとても人気が高いみたいだよ♪


 

すごいなぁ!日本で初めて本格的な地球儀を製作していたなんて、本当に意外だったなぁ!そういえば、草加を舞台にした作品もあるんだとか?


 いやぁーそれにしても、連続変化球を受け止めるのもなかなか大変だなぁ!(苦笑)
まぁ、草加を舞台にしたものもあるけれど、草加市をモデルに架空の都市が作られているという例も少なくないんだよ!
草加市が舞台になったドラマとして、草加せんべい店に嫁いできた主人公が、三代目の嫁としての奮闘を描いたホームコメディドラマ、「三代目の嫁」(3だいめのよめ)というのが放送されていたんだよ。
2008年(平成20年)の昼ドラマ枠で放送されていたみたいなんだけど、すっかり見逃してしまいましたとさ!(TOT)


 

他にも、大場つぐみ原作の「バクマン」という漫画作品では、越谷市と草加市付近をモデルにしているので、
谷草市」という名前になっていてなかなかユニークだね!
レーカン!」という漫画作品でも、草加の高校が舞台になっていると言うから、漫画ファンの間では草加がよく舞台になっているという話だよ!


 

草加せんべいと地球儀という代表名産品を持ち、江戸の面影を今に伝える都市、草加市。
実は、我が家にも狭山茶とともに常に草加せんべいを常備しているほど、草加せんべいが大好きなんです!
分厚くて濃い味の醤油煎餅も美味しいですが、あっさりとした味の草加せんべいは、狭山茶はもちろんのことどんな飲み物とも相性がいいので、
ちょっと小腹が空いたときなんかにもとても重宝しています。
さらには、3.11のときもしっかりとおやつ代わりにもなってくれたので、非常食替わりとしても一役買ってくれそうです。
草加市に関する詳しい内容は、草加市ホームページ へどうぞ。
検索ボックスで調べたい事柄を検索すると一度グーグルに飛ばされるという珍しい仕様なんですが、市の紹介や動画で見る草加市も結構面白いですよ!



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