今月の市町村


 

カレンダーも、いよいよ最後のページとなる12月に突入してしまいましたね!
少し前までは、11月に入ったとたんクリスマスソングが流れたり、どれだけ気が早いのかというくらいの乗りで年末商戦が繰り広げられていたりと、前倒しもいいところという状態が続いていました。
でも、これも現在では落ち着いて「師走」という言葉のごとく、12月になるかならないかというこの時期で、街中がだんだんと年末を迎える準備を始めましたね☆
まぁ、最も年賀状印刷とか紅白歌合戦の出場歌手が発表されるのは、例年通り11月ですがね…!
それでも、今年は統計を取り始めて以来初めてとも言える季節の前倒しといったような出来事が起きました!
1962(昭和37)年以来54年ぶりとなる、都心での11月の初雪!(@@)
この日の最高気温でも2℃か3℃ぐらいだったと言うから、寒さにはめっぽう強い私でもこの寒さはさすがに堪えましたな(^^;;
12月に入ると、自然と忘年会の話題にあふれてきますし、特に居酒屋業界にとっては来月……いやいや来年の新年会とともにいちばんの書き入れ時と言っても過言ではないでしょう。
でも、お酒に飲まれてしまうとろくなことにならないので、くれぐれも飲みすぎには注意したいものです(^^ゞ


 

今年のこのコラムは、昨年にも増してかなり地方へ出る機会が増えてきました!
それに、年の初めに2年連続で福井県からスタートしていることも、北陸地方にも着目していることが手に取るほど分かるし、
他にも様々な地方の特色を積極的に取り入れようと鋭意取り組んでいます!
 NACKN うんうん、質問が少々マンネリ化してしまっている部分があることは否めないけど、
いろんな地方をウェブ上で旅していると、本当にそこに行っているような感覚が自然としてくるね!
 AMATY そんな風に、1人でも多くの人が同じ感覚を味わってくれることを想像するだけでも、嬉しさを感じるよね!
NACKNは旅も好きだけど、人一倍食いしん坊であるってこともその分知れ渡ってるかもよ!
 NACKN ウギャァー恥ずかしい!でも毎回のように花より団子みたいな発言しちゃってることも事実だから、認めざるを得ないね!
 ということで、2016年の最後を飾る今回は、2011年の年明けに紹介した千代田区とともに、 オフィス街の中心を担い各地域ごとに様々な表情を見せる、東京都の港区を訪れてみましょう!
私も、最低でも週に2回はこの区へ通っているけれど、実は特色をあまり知らなかったりします(*_*)
 NACKN 確かにねぇ!私もオフィス街というイメージしか持っていないけど、江戸時代には武家屋敷も存在していたって聞いたことがあったけど、事実なんだろうか?
路線も多種多様で、池袋から山手線に乗れば田町駅に出られるし、巣鴨駅で三田線に乗れば芝公園や三田駅にも出られるし、
南北線や大江戸線で六本木方面にだって出ることができるね!
 AMATY 何処からもアクセスが抜群だし、応用も利くから多方面にも出やすいのも特徴の一つかもね!
 NACKN それは言えるよね。それに、港区内を走っているコミュニティバスも乗ったことがあるけど、レトロ感がありながらも様々な駅前にこのバスが止まるから利用者も多いよ☆
三田駅の前に出てきたけど、かの有名なNECビルがいきなり現れたぞ!!


 

港区ってどの辺りでどんな所なんだろう?


 港区は、23区からなる東京の特別区の一つで、位置でいうと中央あるいは南東に区分されているところなんだよ!
本社企業を数多く構えているところから日本のビジネスの中心とも言われているけれど、
江戸時代には町人町や広い武家屋敷が存在していたそうだし、しばしば文京区と混在することもあったそうだよ!
外資系の企業とか大使館も立地しているから、外国人の居住率も10パーセントを占めているし、
白金台や芝公園には自然教育園も備わっていて、豊富な緑地帯を抱えているところとも言えるね。


 

それに、千代田区を取り上げたときにも日中の人口と夜間人口の差が激しいということを紹介したことがあったけど、
この区もまた同じような状況で、居住者はだいたい18万5・6千人前後なのに対して、昼間の人口は90万人前後だというから、
いかにして区外からの通勤者や通学生の多さがうかがえるよね!?


 

ワァー!本当に江戸時代に武家屋敷が存在してたのかぁ!ところで、区内でも地区によってそれぞれ異なった表情があるってほんと?


 うん!それは本当なんだよ!この現象は実に多くの市町村でも見られることだけど、オフィス街と緑地だけじゃない実にいろいろな表情を持っているよ!
それに、この区は武蔵野台地から埋め立て地にかけて高低差が大きいことに加えて、その地形で都市開発が進められていたこともあってか、
江戸時代の名残を思わせるような歴史的遺産とも言える多くの坂が残されていることも、大きな特徴かもね!


 たとえば、白金台や麻布地区には近代的な住宅が立ち並ぶ住宅街だし、俗に白金地区に住んでいる人たちのことを「シロガネーゼ」だなんて呼称していたくらいだよ!
そして、お台場や汐留地区は歓楽街でありながらも大規模開発地域になっていて、ちなみに言わずとしれたフジテレビやかつては日本テレビが所在していたのもこの地区だよ☆
さらに、赤坂や青山は複合施設とか特性を生かした商店街などが立ち並ぶ商業エリアとしての役割を担っているし、
六本木を中心とした地区には歓楽街があるなどなど、本当に一つの区なのかと思ってしまうほど違った表情がひしめき合っているのも、この区ならではかも知れないね♪


 

それに、上で「区内には坂が非常に多く残されている」ってことに触れたけど、赤坂・芝・麻布地区に分けて一部を紹介してみると、
麻布にはユニークな名前では「芋洗坂」とか「牛坂」とか「新坂」(他多数)、芝地区には「桂坂」や「蛇坂」や面白いところでは「幽霊坂」(他多数)なんてのもあるし、
赤坂地区にはもう地区名にも坂という字が使われているだけでなく、「三分坂」とか「稲荷坂」やアイドルグループの「乃木坂46」の元となった「乃木坂」といったように、
まだまだ他にもあるけれど実に4・50を超える名前の坂が残されているそうだよ!


 

すごぉーい!!それだけたくさんの表情を持っているだけじゃなくて、坂の数たるや想像をはるかに超えた多さだねぇ!そうそう、文化と芸術に特に力を入れているとか?


 今回は、どこまでもストレート勝負ですねぇ!(笑い)芸術もそうなんだけど、美術館の数たるやそれはそれはびっくりするほどの多さだったりするんだよ(@@)
文化や芸術の拠点の一つと言えば、国内外を問わず有名なオーケストラの演奏会が多く開かれている「サントリーホールは、忘れるべからずってところだね♪
このホールは、区内はもとより何と言っても東京発のクラシック音楽コンサートの専用ホールとして知られ、
クラシック音楽の演奏会=サントリーホールという図式まで立ったほどだそうだよ!
私自身も一度ここに演奏会を聞きに行ったことがありましたが、なかなか格式が高くて気軽には近づけないような雰囲気が漂ってましたね!
それでも、座席が舞台を取り囲むように配置されているアイディアは斬新だと思ったし、お芝居や演劇の拠点とも言える青山円形劇場もこの方式が採用されているみたいよ☆
クラシックのサントリーホール、演劇・お芝居の青山円形劇場、それに区が主催している演劇祭も麻布区民センターで行われていたりと、クラシックと演劇にとくに強い区だと言えるね!


 

そしてなによりも、「国立新美術館」や「サントリー美術館」、ラジオ放送の聖地としても知られる「NHK放送博物館」など、
本当に坂野名前と同様にこれだけで別ページが開設できそうなほど多くのびじゅつかん・博物館が点在しているから、
これを目的にくる観光客も結構いるらしいよ(@@)
それに、これらの美術館や博物館が相互に連携しあいながら、独自の特色を打ち出した事業を展開している、「港区Museum Network」というものまで存在しているのも驚きだねo(^^o)(o^^)o


 

様々な表情に満ちた芸術文化創造都市、港区。
私が、今では毎朝時計代わりに聞いていて、昔からいろいろな番組を楽しんできたTBSラジオも、この区の赤坂に存在しています。
それに、毎週土曜と日曜には2003年に入団して現在でも活動し続けている「劇団ふぁんハウス」の活動を行っているのもこの区だし、ものすごく大きな縁を感じていますよ。
実際、自分が住んでいるところの次ぐらいの勢いで港区に通う頻度が高いですし、馴染みや愛着もそれはそれはたくさんありますね!
港区に関する詳しい内容は、港区ホームページ へどうぞ。
様々な言語に対応しているだけでなく、音声読み上げや文字の大きさを調節できたりと、だれでも分かりやすく閲覧できる工夫がされているページです!



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