今月の市町村


 

カレンダーの10の位に、やっと0意外の数字(と言っても1ですが)が載る10月に入りましたね!
春にも夏にも冬にも、「スポーツの秋」とか「読書の秋」っていったようになかなか何をするにもという訳にはいかずに、これらの言葉も当てはめにくいですよね(*_*)
それだけ、秋が何をするにも気候もちょうどよくどんなことでも無理なくできるというのが、この「○○の秋」って表現に結びつくのかも知れませんよね♪
それに、10月といえば運動会や文化祭はたまた学園祭などが行われるところも、本当に多いんじゃないかとも思います!
それでも運動会に関して言えば、私が小学生から高校生まで通っていた学校は運動会はいつも6月に行われていたので、
そこを卒業して数十年経った現在でもやはりものすごい違和感を覚えます。
運動会といったら、どう考えても10月だろうという強い思いもあり、気候の爽やかさが6月と10月では比べ物にならないほどの差がありますしね!


 

全身をおもいっきり動かすには、今の時期は本当に気持ちが良くてもう最高だけど、行楽や旅行の面でも同様のことが言えますよね☆
各地でも、自然体験をテーマにしたプログラムやワークショップが、ものすごく増えているとも聞きますね♪
 NACKN あぁー、いろいろな自治体でもたとえばある一定期間を決めて、バードウォッチングとかキャンプを体験する催しなんかもやってるよね!
 AMATY キャンプって、ほんとこの手の体験プログラムの中ではチームワークってのも含んでいるから、突出して強いよね☆
野外炊飯一つにとっても、火を起こすとか加減を見たり盛り付けをするに至るまで、ものすごくたくさんの役割があるしね!
 NACKN そうだよねぇ、誰か一人でも欠けたら成り立たないってことも多いだろうし、体験プログラムってチームワークの絆も深まりそうだよね。
そう、味見をする係りだって野外炊飯には大切だよ!(笑い)
 NACKN アリャァー、今日はいいこと言うなぁって感心してたら、やはりそのキャラクターは何処までもついて回るのかぁ(・o・)
ということで、今回は茨城県の中でもなんと大仏が点在しているという、牛久市を訪ねてみましょう!
有名な相撲力士の出身地でもあるとか!
 NACKN 鎌倉の大仏、奈良の大仏ならば聞いたことがあったけど、牛久にも大仏があるなんて知らなかったよ。
上野東京ラインのおかげで今は東京からも常磐線に乗れるようになったのもあって、利用客も増えたと言われる常磐線に乗れば、
中心地である牛久駅に一直線で行かれるよ!
 AMATY あら、高速バスって言うのかと思ったら、今回は純粋に電車で行くんだねぇ!
あまり経路がなくて、少々物足りないんじゃなぁい?
 NACKN うぅーん、正直言えば当たっている部分もあるな!でもでも、東京から乗り換えなしで行かれるのはポイント高いよ!
あれぇー、なんだか人口増加が凄まじくなされたような雰囲気があるなぁ☆


 

牛久市ってどの辺りにあって、どんな特徴があるんだろう?


 牛久市は茨城県の南部に位置している市町村で、都心からは凡そ50キロメートルという距離にあるんだよ!
牛久駅を中心とした地域を筆頭に宅地開発が進んでいったところから、東京のベッドタウンとも呼ばれているんだって♪
粘性質の高い土壌のことを「ローム」って言うんだけど、この市も「関東ローム」を有する洪積台地(コウセキダイチ)と沖積低地という、二層構造の特徴をもった地形なんだよね!


 

市内には、小野川・乙戸川・桂川という三つの河川が流れ、何故か全域はお隣の龍ヶ崎市にありながらも名前は牛久沼という不思議な現象を持った沼と、市の西部で接しているらしいよ☆


 

なるほどねぇ、それで人口が急激に増加したのかぁ!ところで、この「牛久」っていう名前にはどんな由来があるんだろうか?


 た、確かに!牛久なんて、なんだか不思議な響きだから、どんな意味があるのかはどうしても気になっちゃうよね♪
どの市町村でも、決定的な説を見つけるのは難しいけれど、この市町村名にもいくつかの説が秘められているそうだよ!


 

まずは、何かの言葉が転じたとされる説がいくつかあって、卯宿とか鵜宿(両方とも「ウシュク」と読む)が転じたという説、潮来(ウシオク)という言葉が転じたという説などがあるよ!
けれど、この潮来という地名は実際に同じ茨城県の市町村の名前にもなっているから、この説はちょっと事実が低いかな!


 

次に、おとぎ話から生まれたとされる説で、わりと一般的に広まっている由来があるんだよ!
隣の龍ケ崎市に金龍寺(きんりゅうじ)というお寺があって、そこで修行をしていた怠け者の小僧が居たそうな!
あまりにも怠けてばかりいたためかたちまち牛になってしまって、沼に身を投げてしまったという伝説が伝わっているんだって。
牛が沼に身を投げた=牛を沼が食った→牛食う沼という言葉が転じて、その沼は「牛久沼」って呼ばれるようになったそうな!


 

冒頭の市の紹介で西部が牛久沼と接していることに触れたけど、この沼こそが牛久沼なんでした。
牛久沼というと普通は市内に所在していると思われがちだけれど、龍ヶ崎市の金龍寺に伝わる伝説が市名の由来だったとは、意外な展開でしたね!(@@)


 

ヘェー、お隣の龍ヶ崎のお寺に伝わる伝説が市名の由来とは、珍しい展開だぁ(@@) さてと、出身有名人でも聞いてみようかなぁ?


 今日はなんだか、一貫性がなく突然攻撃が多いね!(苦笑)特にスポーツでの有名人が多いけど、産業・文化・スポーツから最も有名な人たちを紹介してみようかな!
製パンの会社にあんぱんで有名な木村屋總本店があるけれど、ここの創業者でそれこそ最初にあんぱんを考案した「木村安兵衛」は、この市の出身者として代表的な1人だよ!


 

文化では、19世紀から20世紀前半にかけて活躍した日本画家の一人として著名な、「小川芋銭」(おがわうせん)もいるね☆
生涯のほとんどをこの市で過ごしたと言われていて、画家で活躍する一方で農業を営んでいたそうだよ!


 

そして、なんと言っても田子ノ浦部屋に所属する現役済もう力士の「稀勢の里寛」も、出身者としてよく知られているね☆
大相撲では綱とりも期待されていたものの、なかなかいい内容の相撲が取れないことが悩みだそうだけれど、それでも大相撲中継があるとついつい見てしまいますね!


 

ホホォー、木村屋總本店の創業者の出身も、稀勢の里の下の名前が寛だったことも初めて知ったよ!じゃぁ最後に、いつものように主な名所や観光スポットを聞きたいなぁ?


 そうだね!やっぱりこれがないとね!(笑い)
牛久と提携している姉妹都市・友好都市の一つにイタリアのグレーヴェ・イン・キアンティというところがあって、
そこはワイン醸造で有名で市内でも地産の葡萄でワイン製造をしていることからワイン工場も多いんだって。
その中でも、多くの観光客が訪れるワイン醸造施設が「シャトーカミヤ」だよ!
葡萄畑の大部分は宅地化されてしまったものの、わずかに残されたところで現在でも良質な葡萄でワインづくりが行われているらしいよ☆


 

そして、1992(平成4)年に完成したブロンズ製の大仏である、「牛久大仏」も有名な観光スポットでもあるし、名所にもなっているよ♪
大仏の内部はテーマ別の博物館のようになっていて、仏教の世界について様々な角度から学ぶことができるようにもなっているよ!
毎週土曜日には、ここで法話もあるみたいだよ!


 

それに、小川芋銭の作品に存分に触れることのできる「小川芋銭記念館」と、上記の名所と合わせて牛久の三大観光スポットとも呼ばれているよ!
この3か所には、特に多くの観光客が毎年のように訪れているって聞くしね。


 

大仏が点在する、文化と産業の息づく都市、牛久市。
ワイン製造と言うことでは同じ茨城県にある常陸太田市も姉妹都市提携しているけど、
イタリア中部地震が発生したときは、グレーヴェ・イン・キアンティへも真っ先に義捐金を送ったそうです。
姉妹都市や友好都市というのは、地域の特色が似ているとか取り組んでいる内容が同じだったりといったように理由は多岐にわたっているけれど、
こういった関係はこれからもずっと変わらずに続いていって欲しいよね☆
牛久市に関する詳しい内容は、牛久市ホームページ へどうぞ。
いろいろなアイコンがありすぎて少々見づらい部分もありますが、概要も含めて各分野の情報はすぐに分かる仕様になっていますよ!



他の市町村へも行ってみよう!

トップページへ戻る