今月の市町村


 2016年も、折り返し地点を迎える6月に突入してしまいました!  

6月は、ジューンブライドと言われるように結婚を迎える人も多いなんて話も聞きますが、私は昔からこの6月だけはどうしても好きになれないでいます(^^;;
1年で最もじめじめとうっとうしい梅雨に入ってしまうし、それに伴って特に生物の食べ物の管理にはいちばん気を遣うんですよね。
それはいいとしても、2016年からは唯一祝日のない月になってしまうことが、なんだかなぁとちょっぴり切ないとさえ感じてしまいます。
よく、新しい環境に適応できないことが原因で起きてしまう精神的な症状に「五月病」という総称があるけど、
1996年に「海の日」ができるまでは、6月からの3ヶ月間全く祝日がない月が続き、ましてやGWが明けてからこの状況が続くために起こるものだと思っていたことがありました。
7月の「海の日」に加えて、2016年からは8月11日に「山の日」という新しい祝日が制定されるので、
祝日が唯一ないのが6月だけになってしまったってことです!
何でも、一部の気象予報士の間で梅雨時だから「雨の日」って祝日を作ればいいのにという話があるとかないとか!?
何年先になってもいいから、6月にも意味のある祝日が登場することを切に願うばかりです☆


 

6月に加えて、秋口に差し掛かる10月にも無気力になってしまう状態になってしまう人も少なくないと言いますが、
このコラムはどんなときでも全力でお送りしていきますぞ☆♪
 NACKN そういえば、さっき去年に当たる2015年6月の前書きにはどんなこと書いてたのかを見ていたんだけど、
2015年は5月末に梅雨入りしていたんだね。
今年も、5月にしちゃぁ熱いなぁなんて思っていたら、去年も似たようなもんだったんだね!
 AMATY ほんと、最近の天候にはつくづく季節感が分かりにくくなったよなぁなんて感じてしまったり、
作物に多大な影響が出なければいいけどって考えてしまうなぁ。
 NACKN それなのに、6月に運動会を開催する学校も増えているんだとか?運動会っていえばやっぱり10月じゃないの?なんて思ってしまうのは、私だけなのかなぁ?
 AMATY だけってことはないけど、でもやっぱり変な感じかも…!!
ということで、今回は何と「この市を取り上げて欲しい!」というありがたいリクエストをいただきまして、それにお答えして茨城県の神栖市を訪れてみることにしましょうか♪
神栖市って名前はよく聞くんだけど、実のところどんな市町村なのか何が有名なのかさえ全く知らないんですよね!
 NACKN えぇー、神栖っていつのまに市になったのかぁ!まだ神栖町のつもりでいたけれど…。
でも、あそこって鉄道を使うと駅がないもんだからJR鹿島線で鹿島神宮駅か、潮来駅まで行ってバスで行かないといけないという、ちょっと不便なところなんだよね。
でも、東京駅の八重洲口から市内に直通する高速バスが出ているから、鹿島セントラルホテルか神栖市役所前で下車すれば、安くて手軽に行かれるかもね!
 AMATY ほんと、最近の高速バスって手軽で快適なのが多いね☆
でも、確かに鉄道すら通っていない市町村だってまだ多数あるだろうし、そんなときの高速バスの存在ってでかいよね!
 NACKN そうなんだよ。私、鉄道も好きだけどバスも結構慣れているから、洗濯しの幅は広がるよ。
今回は、鹿島セントラルホテルで降りてみようか!わぁー、ものすごい工業地帯が広がってるよ(@@)

 

神栖市ってどんな所なんだろう?


 神栖市は、茨城県の最東南端に位置する市町村で、Jリーグのチームの一つ「鹿島アントラーズ」のホームタウンでもあるんだよ!
1960(昭和35)年以前は、漁業と農業を中心に歩んできた地域だけど、鹿島灘に面する掘込式工業港の「鹿島港」を初めとして、
鉄鋼業や発電所・石油化学などの工場が立地する「鹿島臨海工業地帯」が形成されていったんだって!


 

また、太平洋に面する「波崎区域」という地域は、テニスやトライアスロンやマリンスポーツなどの幅広いスポーツが楽しめることもあって、
アウトドアスポーツを観光の中心に据えているみたいだよo(^^o)(o^^)o
千葉県では銚子市・香取市・東庄町と、茨城県では鹿島市と潮来市にそれぞれ隣接しているよ!
1955(昭和30)年に神栖村が誕生し、この際に当時壮大な面積を誇っていた神之池と、同市に存在する息栖神社から一文字ずつ取られて、神栖という地名が生まれたそうだよ♪
この地域が市となって新たなスタートを切ったのが2005(平成17)年のことだから、まだとても新しい市町村なんだね。


 

んー、地域にゆかりのあるものや河川などから文字を取って命名する地名も多いけど、神栖もこのパターンだったんだね!そうそう、この市には日本一がどっさりあるんだとか?


 今回はわりと直球型ですねぇ!(笑い)
それでも、それぞれの市町村が持っている日本一はものすごく誇れるものばかりだから、これらも魅力を発信している要素の一つに確実になっているよね☆
意外に知られていないことなんだけど、そもそも茨城県は耕地面積が広く県土の29%を占めていて、
米・落花生・千両・スイカなどが作られるほど、農業のメッカでもあるんだ!


 この市は砂地が多く気候も温暖であることからピーマンの栽培が盛んに行われていて、その評価は市場でもすごく高いんだよね。
何しろ、終戦直後の米軍からの注文で栽培していたというのが始まりというから、長岐にわたって作り続けてきた結果が日本一となったんだね。


 そして、農業からもう一つ日本一があるんです。
何と、メロンの出荷量日本一という輝かしい記録があったんでした!!
みんなもアールスメロンとかアムスメロンという品種を一度は聞いたことがあるかも知れないけれど、
実はこれらのメロンはこの市で育てられているっていうんだからびっくりだよね(@@)
また、これらのメロンは夏ではなくて収穫時期をあえてずらして出荷しているので、1年を通じて味わうことができるという工夫もあり、
メロンを使用した食品や新品種の開発など、ブランドイメージを定着させるための取組が今でもなされているんだって。


 

それに、私たちにとって特別な日でもあるお正月に飾るのは一般的に門松が思いつくけど、これと同じぐらい重要なものに「若松」というのがあり、
これの全国の生産量60%を締めているみたいよ。
芽生えてからそれほど年月の立っていない小松を「若松」と言って、大正時代の初期に導入されたという神栖の特産物で、
お正月用の生花である千両とともに出荷額が全国1位を誇っているんだよ。
他にもまだまだあるけれど、今取り上げただけでも農業も盛んに行われていることが手に取るように分かるよね!!


 

いやぁー、「若松」っていう植物は初めて聞いたし、すごいいろいろ日本一があるんだねぇ!それに、なんだか伝統的な鳴り物会が活動しているとか?


 今回は、何だかじわじわと突っ込んできますねぇ!全国に和太鼓を中心とした鳴り物会というのは数多くあるんだけれど、
この市にも青年を中心に結成された鳴り物会があるんだよ。
それが、この市の波崎地区にある手子后神社(てこさきじんじゃ)を本拠地に活動している、「はさきあばれ太鼓会」という会だよ♪


 

豊作や豊漁、地域の繁栄や海の安全を祈って執り行われる大潮祭で、海面の様子を表現する「はね太鼓」の披露を初め、
地域の活性化や文化活動にも取り組んでいるみたいよ!
この「はね太鼓」は1尺5寸の和太鼓で海面の荒々しさや穏やかさが表されていて、 漁師町の祭りならではの特徴的な演武だね♪
それに、和太鼓の魅力や楽しさ・鳴り物の持つ役割などを子供たちに教える「あばれ塾」というのも定期的に開催しているから、
自然とこう言ったお祭りに参加してみたくなっちゃう感じだね☆


 

この市だけの活動にとどまらず、2013(平成25)年には伊勢神宮で奉納太鼓を、2016(平成28)年5月には明治神宮でも奉納太鼓が披露されたりと、その活動は全国に広がりつつあるね。


 

農業と近代化が交錯し、数々の日本一を誇るアウトドアスポーツの宝庫、神栖市。
日本で一番早く初日の出が見られるスポットとして有名なのが千葉県の銚子市ですが、
神栖市の波崎海岸でも調子と日の出の時刻がほとんど変わらないことに加えて、渋滞や交通規制もないので、隠れた初日の出スポットになっているらしいですよ!
私も、学生の頃に鎌倉に近い稲村ヶ崎に初日の出を友達と見に行ったことがありましたが、海岸って初日の出を拝むには穴場かなぁって感じましたが、
神栖の波崎海岸でも同じことが言えるのかも知れないね。
神栖市に関する詳しい内容は、神栖市ホームページ へどうぞ。
少々PDFファイルが多めなんですが、暮らしに関するあらゆる情報がたくさん詰まっています。 また、市のプロフィールや観光に関するページは、神栖市観光協会 のほうが詳しいですよ♪



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