今月の市町村


 

8月後半から一気にクールダウンしたまま、秋を通り越して冬へ行ってしまうんじゃないかとささやかれたほど涼しい日が続きましたが、
9月から10月にかけては盛り返すように比較的汗ばむ日もありましたよね!
一昔前の天候にははっきりと季節の移ろいを感じることができたのに、最近は季節の変わり目どころか雨が降れば局地的に豪雨になってしまったり、
それらが積み重なって北関東では鬼怒川の堤防が決壊して大きな被害が出たりと、本当に両極端な天候に替わってしまったと思いませんか?
それに、4月に次いで楽しみにしている秋のテレビ・ラジオの番組改編をチェックするのも、私の秋の風物詩となりつつありますね☆(笑い)
ナイターオフシーズンになると復活する番組とか、風変わりな新番組が始まったりと、「何が飛び出すか分からない」といったドキドキ感を味わうこともできますしね!
また、10月は「晴れの得意日」の当たり月と言われることが多いくらい、晴れの天気が続く月でもあるそうだけれど、
両極端な天候の豹変がないことを切に祈らずにはいられませんね。
読書の秋・食欲の秋・スポーツの秋などなど、皆さんそれぞれに充実した秋を満喫してくださいね♪


 

Amatiasの玉手箱本体の一翼を担ってきたこのコーナーを12年半続けてきましたが、
ふと始まった頃はどんなんだったかと思い出して整理も兼ねて読み返していたんですが、いやぁー今とは言い回しなんかもだいぶ変わっていましたね(@@)
ともに小旅行感覚を楽しむというコンセプトは変わっていないものの、同じような質問内容でも聞き方が何通りもあったり
それぞれの質問に幅を利かせたり本編前の小コントのようなものも激しさを増したり、これだけでも12年半という歳月を感じてしまいますね。
 NACKN うわぁー、もうそんなに経つんだねぇ(@@)しかも、このコーナーが立ち上がって数年は私にも名前がなくて、謎のレポーター化してたもんなぁ!
 AMATY ほんと早いよねぇ!これまでに紹介してきた市町村の中にはまだ実際行けていない所もあるけれど、紹介したのちに実際訪れている市町村も結構多いんだよね!
 NACKN これ結構感動するもんなんだよね。で、もう一つ変わってきた部分といえば、花より団子のような突っ込みが増えてきちゃったことかな!
 AMATY うひょぉー、こりゃ台風よりも恐ろしや!
 NACKN あぁーんそこまで言わんでもぉ♪
ということで、こんな緩やかな調子でお送りしているこのコラムですが、今回は群馬県の町一人口が多いと言われている大泉町を取り上げてみましょう!
ここは、鉄道で行こうとするとものすごく大変なんだとか?
 NACKN いやぁーほんとそうなんだよね!どう頑張っても3回は乗り換えをしなければいけないと思っていたけれど、
熊谷駅まで高崎線か湘南新宿ラインを使って行くことができれば、そこから東部小泉線の西小泉駅まで路線バスが出ていることが分かったんだよ!
これだったら、池袋から行く場合は1回の乗り換えだけで済むということになるよ☆
大泉町なのに、駅は小泉だねぇ!
 AMATY うわぁー、本当だ!面白いところに気づいたねぇ☆それにしても、人口が群馬県の中で多いと言えども、駅の当たりはしーんとしてるぞ!
 NACKN 本当だねぇ!でも確かに、都心からは鉄道だけを使って来ようとすると乗り換え回数でまいってしまって、こんなに閑散としちゃってるのかも知れないねぇ!



 

大泉町ってどんな所だろう?練馬区なら聞いたことがあるんだけど?


んー、ちょっと惜しいねぇ!確かに練馬区にも同名の地名があるんだけれど、この大泉町は群馬県の東南部に位置していて、平坦な地形を持った市町村なんだよ!
また、様々な市町村とも東西南北それぞれに隣接しているのも特徴の一つで、北と西を覆うように太田市と、
東に千代田町と邑楽町が広がり、利根川を挟んで南に埼玉県熊谷市と、2市2町と接しているよ。


 

この町は、群馬県の中でも最も小さい町でありながらも人口は約4万人と最も多く、人口密度が濃い町なんだって!
1951(昭和26)年に制定された出入国管理法というのがあるけれど、1990(平成2)年にこの法律が改正されたことで
ペルーやブラジルの日系人が日本国内で自由に働けるようになったことで、日系人をこの町で積極的に誘致したことから、
外国人住民の登録者が人口の14.8%を占めているのも、この町ならではの特徴かも知れないね。


 

外国人が人口の1割を占めているってのも、すごいことだよねぇ!で、なんでもこの町は戦後は工業の町という顔を持っているって聞いたんだけど?


 そうなんだよねぇ!日本各地にも工業が盛んな市町村というのもたくさんあるけど、北関東で言えばこの大泉町が代表選手的存在かも知れないねぇ☆
時代は大正時代へ、1917(大正6)年に海軍機関将校であった中島知久平が設立したのが、航空機やエンジンを製造していた世界有数の航空機メーカーの、「中島飛行機」だったんだぁ!


 

1945(昭和20)年の終戦とともにその役目を終えたものの、10年間は慶應義塾大学基礎学科の研究室としての役目も担っていたんだって(@@)
のちに、この跡地を利用して富士重工業とか三洋電機などの工場が相次いで建設されて、工業の町としての事実上のスタートを切った感じだよ☆
さらに、味の素冷凍食品の関東工場や凸版印刷の群馬工場があるのもこの町で、こういった企業からの税収でこの辺りは交付金不交付団体を続けていたところでもあるらしいよ!
とは言え、いったんは財源不足で交付団体となったものの、2011(平成23)年度からは交付金不交付団体として復活を遂げているよ!


 

工業の町というのはたくさんあれど、企業からの税収を受けている市町村というのもそうたくさんはないと思うし、
ここから波及して現在では工場を持つ有名企業が多く進出していて、工業の町という顔は今でも健在だって言えるよね♪


 

へぇー、企業からの税収で成り立っている町っていうのもすごいことだよねぇ☆ところで、外国人人口の比率が多いってことは、姉妹都市も結構多いのかなぁ?


 あれまぁ、今日はストレート勝負だと思ってたら、容赦なく変化球を投げてきましたねぇ!(^^;
そう、姉妹都市もそれはそれは多い??っと言いたいところだったんだけど、調べてみるとこれが意外や意外ということで、なんと一つしかないみたいだよ!
ブラジル連邦共和国はサンパウロ州にあるグアラチンゲターという都市と、1992(平成4)年に姉妹都市提携を結んだらしいね☆
特に姉妹都市提携に至った理由は書かれていないみたいだけれど、冒頭の町の紹介でも触れたように多くのブラジル人を受け入れたことから、姉妹都市提携に至ったのかも知れないね☆


 

また、2010(平成22)年8月22日には姉妹都市提携30周年を記念して、群馬県とブラジル・サンパウロ州との姉妹州県提携30周年記念式典という式典も開かれたんだよ!
地方自治体同士の姉妹友好都市の提携というのは国際交流活動の基礎ともなっていて、 姉妹友好提携をきっかけにお互いの特色を生かしたさまざまな国際交流活動が行われているというから、提携関係を何十年も続けるってことは並大抵のことじゃないよなぁって改めて思ったよ!
でも、もっといろいろな都市と提携を結んでいるかと思いきや、本当に意外な結果でしたね(・o・)


 

隣接市町村との特色を共有し、北関東有数の工業が盛んな都市、大泉町。
コラムに入る前にレポーターのNACKNが触れていたことだけど、群馬県では自治体名となっている大泉町でも、東京都の練馬区では地名として同じ名前が存在しています。
さっきの姉妹都市提携の話じゃないですが、気候フードが似ているとか同じような風習や特色があるといった理由で姉妹都市提携になることが多いみたいだけど、
地名が同じという理由で練馬区の大泉町と姉妹都市提携になってもいいのになぁって一瞬思ったことがありました。
でも、練馬区の大泉町は地名なのでかなり難しそうですね!!
大泉町に関する詳しい内容は、大泉町ホームページ へどうぞ。
日常生活に特化した情報がすぐに探せる仕様になっているところが、これも市町村のページでは新たな特色かも知れませんね♪



他の市町村へも行ってみよう!

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