最近の気候の方が、春も初夏もを通り越していきなり夏を思わせるような暑い日が続いていますが、実はまだ6月なんですよね!(@@)
昨年は5月の下旬に関東地方は梅雨入りするし、ここ数年ですっかり季節感を感じにくくなったと思っている人も少なくないでしょうね☆
ところで、2015年は重大事故や事件といった出来事から多くの節目を迎える年でもあるって、ご存知でしたか?
8月15日の戦後70年を筆頭に、1995年に発生した阪神淡路大震災・地下鉄サリン事件からちょうど20年だったり、
1985年8月に発生した日航ジャンボ機墜落事故から30年だったり、
記憶に新しいところで言えば、2005年に発生したJR福知山線脱線事故から10年に当たるなどなど、
ここに挙げたのはほんの一部分だけだけどこれだけメモリアルなことが重なる年だったんだなぁと、自分でもびっくりしています!
特に、戦後70年はテレビやラジオでも「証言記録を随時募集しています」といった放送を耳にする機会が多いですが、
こういった出来事が起こらないことをひたすら祈るばかりです。
6月になるとじめじめと鬱陶しい梅雨に入ってしまいますが、このコーナーは雨だろうが雪だろうが様々な魅力を求めて今日も旅をしています。
NACKN なんだかCMか観光雑誌なんかに出てきそうな文言だねぇ!それにしても、
2015年は歴史的な1ページが刻まれる出来事だけじゃなくて、こんなにも節目となることが重なるなんてびっくりだよ!
AMATY 私もラジオで言っていたのに加えていろいろなネットニュースでも結構取り上げられていたので知ったぐらいだしね!
NACKN そういえば、先月このページが12周年で干支を1周しちゃったなんて言ってたけど、それもある意味節目じゃないの?
AMATY んー、まぁー節目っちゃぁ節目だけれど、そうそう、NACKNという名前をつけてもらってから10年にならないかぁー?
NACKN あれっ?そうだったかなぁ!近頃記憶があやふやで…!
AMATY ってなに年に似合わないこと言ってんだよぉ!!
ということで、今回取り上げる市町村は栃木県からです。「おもちゃのまち」なんてユニークな別名がある、壬生町へ行ってみましょう!
NACKN おもちゃのまち?そりゃぁー本当にユニークなネーミングだね!
鉄道で行くんだったら、浅草駅からまずは東部日光線で新栃木駅まで行けば同じ東部の宇都宮線があるから、それで10分ぐらい乗ると壬生駅に着くけど、
ちょっと変化球でおもちゃのまち駅で降りてみようか。
この駅はすべてひらがな標記で書くところだね!
AMATY おぉー、それはほんとにかなり変化球で来たねぇ!でも、おもちゃのまち駅って、なんだかかわいい名前だね!
NACKN うん、なかなかこんなネーミングの駅名は少ないと思うよ。
それにしても、何で「おもちゃのまち」なんて別名があるんだろねぇ?
壬生町は実に古墳の多い地域の一つとして有名なんだけど、この地を統合していた氏族であった「乳部」というのが転じて「壬生」という地名になったという説、
面白いところでは、「水」と「辺」という二つの基盤から、この地を流れている思川と黒川のほとりに開かれた地ということで「壬生」という字を当てたという説、
この説は語源にちなんでいるものなんだって☆
京都からこの地に移ってきたと言われる壬生胤業(みぶたねなり)が、壬生城を築いたというところから「壬生町」と呼ぶようになったという説まであるよ!
三つ取り上げたけど、私自身は一番最後の説が有力じゃないかなぁって感じたんだけど、皆さんはどうだろうか?
シンガーソングライターで、2011年に栃木県壬生町かんぴょう大使に就任した「佐藤ひろこ」は、この町の出身者だよ。
そうそう、ちょっと話が脱線するけれども壬生町は野州干瓢の発祥地で、干瓢はこの町を代表する特産物だよ。
かんぴょう大使なんてすごくユニークだけど、特産品のPRにはこの佐藤ひろこさんは一役も二役もかってると言ってもいいでしょう。
同じくシンガーソングライターで、「歌うたいのバラッド」や「歩いて帰ろう」等のヒット曲がある「斉藤和義」も、代表的な出身者みたいだよ!
結構ほのぼのとする曲を多く作っていて、年末のNHK紅白にも確か何回か出ていたんじゃなかったかな☆
AKB48からもこの町の出身者が居て、2013年の紅白歌合戦で卒業を宣言した「大島優子」も居るね。
あの突然の卒業宣言に、会場全体がざわついていたのもまだまだ記憶に新しいね☆
主なおもちゃやゲームのメーカーにはバンダイとかナムコといった名高いところも多いけれど、
地名である「おもちゃのまち」の一角に「おもちゃのまちバンダイミュージアム」というところがあるよ!
ここは、ジャパントイミュージアム・ワールドトイミュージアム・エジソンミュージアムの三つのゾーンから構成されていて、
かつて軽井沢にあった「軽井沢ワールドトイミュージアム」に展示されていたものをこちらで展示するようになって、
骨董玩具を中心に見ることができるとあって、特に盛り上がっているそうだよ☆
他には、特に体験型のおもちゃの点字が特徴的な、その名も「壬生町おもちゃ博物館」というのもあるね!!
開館10周年を迎えた2005年には新たにジオラマ棟が増築されて、特に鉄道模型が展示されているゾーンが人気スポットにまでのし上がったって!!
おもちゃは子供も大人もわくわくする要素がたくさんあるから、特にこの二つのスポットはリピーターもすごく多いだろうねぇ☆♪
おもちゃとともに歩んできた水源と自然に囲まれた町、壬生町。
市町村名ではひらがなやカタカナのみの表記で記すものはさいたま市を筆頭に最近では増えてきましたが、
地名では非常に珍しい例ではないでしょうか。
すでに、1970年代には駅名としても「おもちゃのまち駅」とひらがな標記でしたし、
壬生町が玩具工場誘致がなされる前は、千葉県の流山市も誘致の候補地となっていたそうだよ!
そう考えると、おもちゃ政策の先駆けを担っていた地とも言えるよね☆
壬生町に関する詳しい内容は、壬生町ホームページ へどうぞ。
各分野ごとに分かりやすくまとまっているところと、見どころをまとめてあるところがはっきり分かれているので、とても読みやすいですよ!