今月の市町村


 

 自分が1年の中で最もわくわくする月、8月に入りました!
梅雨も明けて夏真っ盛りだし、暑いのはそんなに特異ではないけれどそれでも気温が上がれば上がるほど
気持ちまで高揚してくるのも、この月ならでわかも知れません☆
そしてついでに、自分の誕生月だからというのもあるんですけれどね!(笑い)
また冒頭は気象ネタで恐縮なんですが、自分が小学生の頃は今よりももう少し涼しくて扇風機でも過ごせる日が多かったと思います。
雨も時々降ってもしとしと程度で、当時の夏休みの宿題の定番とも言えるであろう「お天気調べ」というやつも、
とりあえず晴れだの曇りだのと適当に書いても大丈夫でした!(爆笑)
それが、連日30度ないし35度を超えるのが当たり前になった今、体もそれに慣れてしまったというんだから恐ろしいです!
今年は、東京で雷が鳴る日数も最多だと聞くし、ゲリラ豪雨という言葉も定着してきてしまって、
最近はベテランの気象予報士でさえも天気を予報することが難しくなって頭を悩ませているんだそうですよ。 「絶好の行楽日和」って言葉が少々懐かしいですね☆
 夏は、レジャーに旅行に各地のお祭りや花火大会など、楽しいことが目白押しですね☆ このコラムも関東地方を抜け出してどんどんといろんな地方に足を踏み入れ始めて、スケールが少しずつ広がってきましたね☆
 NACKN 夏休みの宿題と言えば自由研究というのも定番だけれど、
いろんな項目はあれどどういうわけか旅行ガイドとか地域を調べるって項目がないんだよねぇ!
 AMATY んー、確かに自由研究としてやるにはちょっと微妙な部分もあるけれど、
それでも項目としてはあってもいいのにって私も思ったもんだよ!
 NACKN 家族旅行とか実家に帰省したりすれば別の地域に行けるわけだし、そこで宿題も片付けられれば一石二鳥でしょう!美味しいものもたっくさん食べられるし!
 NACKN あっあれぇ、結局はそっちが楽しみなんかい?!
というわけで、今回は3年前に金沢を訪れて以来の北陸地方上陸です。
金沢からもほど近い、富山県の南砺市を取り上げてみましょう!
ここは、市の8割が森林に囲まれているとか聞きましたが。
 NACKN おぉー、なんとまぁー!南砺市って聞いたことない市町村だなぁ!
 AMATY うわぁー、一気に気温を急降下させるようなくだらないことを言ってんじゃないの!
 NACKN はーい、ごめんですm(__)mここからだと、大宮から上越新幹線で越後湯沢まで行って、
そこから特急のはくたかに乗って高岡まで行けば、城端線に乗ることができるから、それで南砺市まで行けるよ!
 AMATY おっ、すごいねぇ、よくここまでつなげたね☆
 NACKN うわぁーすごぉーい、中心部でも山林が大部分を占めているよ☆♪


 

南砺市ってどんな所?


 南砺市は富山県の南西部に位置していて、非常に豊かな自然に恵まれている市町村なんだよ!
市の面積の約8割を森林が占めていて、急流河川でもある庄川や小矢部川が流れているから、
それだけでも風情を感じられるところでもあるよ。
それに、この市の西武に至ってはほとんどが山間部で、砺波平野から世界遺産にも登録されている五箇山地方まで、
起伏の激しい地形が続いているのもこの市なら出羽の特徴の1つだよ!
2004(平成16)年11月1日、東礪波郡に存在していた7町村と西礪波郡に存在していた一つの町が合併して誕生した、
2014年には市制施行10周年を迎えたまだ新しい市町村だよ☆


 

そうかぁ、どうりで聞いたことのない市町村だと思ったよ!ところで、この市にはどんな産業があるんだろう?


 あらまぁ、今回は新しいタイプの質問ですねぇ!
南砺市の産業では、これはあまりよく知られていないかも知れないけれど、全国有数の木製バットの生産地なんだって!
全国に出回っている木製のバットの中には、この市で生産されたものも多く存在しているかもね!
それに、繊維を中心とした高機能製品を作っている会社に「東洋紡株式会社」というのがあるんだけれど、
ここの井波工場があるのもこの市だよ☆


 

この市には、上で紹介したバットの生産地でもある福光地域、東部に位置する井波地区といった地域があるけれど、
井波地区は木の彫刻が盛んなところで、獅子頭や欄間などを中心とした「南砺市いなみ国際木彫刻キャンプ」が4年に1度開かれているみたいよ☆


 

また、建設業の本社が多いのも隠れた特徴で、大建工業の創業地とも言われているんだよ☆
自分は、南砺市と言うと五箇山地方を真っ先に連想していたんだけれど、工業の街という顔も持っていたんだね☆


 

へぇー、木製バットの生産地だったのは初耳だったなぁ!さっき五箇山とか言ってたけれど、観光地も五箇山に関係するところが多いのかなあ?


 そうだよ!南砺市の観光といえば、まずこの「五箇山(ごかやま)」を絶対に忘れずして語れないってくらい有名な所だよ! 五箇山というのは、東礪波郡に存在していた平村と上平村に利賀村の3村を合わせた地域のことを指してこう呼ばれているんだけれど、
元々は、上梨谷・赤尾谷・下梨谷・利賀谷・そして小谷の5つの谷があって、これを「五箇谷間」と言われていたことが転じて、
そこから「五箇山」という名前が生まれたとされているんだって!
これのみならず、日本全国には「五箇」とつく地名が約120か所にも及ぶというから、すごいことだよね☆


 

で、この五箇山で最も有名なところと言えば、世界文化遺産にも登録されている「白川郷・五箇山の合掌造り集落」なんだよ!
ここは、岐阜県の飛騨地方と富山県の越中地方にわたって続く合掌造りの集落群で、平家の落人伝説とも非常に結びつきが深い所とされているらしいよ☆


 

それに、この五箇山地域というのは「民謡の宝庫」と言われるぐらい実に多くの民謡が歌い継がれているんだよ!
みんなも小学生の頃にもしかしたら音楽の時間で「こきりこ節」という民謡を習ったかも知れないけれど、
その「こきりこ節」が伝えられたところが五箇山だと言われているんだよ♪
今はもう使用されなくなってしまったけれど、富山駅を電車が発車する際にこきりこ節をアレンジした発車メロディーが使われていた時期もあったんだよ♪
南砺市の観光協会では、五箇山の民謡を訪ねる観光プランなるものも存在するらしいよ!
それぐらい、民謡との結びつきも深い地域であることがここからうかがえるよね!


 

へぇー、やっぱり五箇山とはものすごく深い関係があったんだね☆そういえば、さっき聞き忘れたけれど、何で南砺市って名前がついたんだろう?


 あっ、あれぇ?いつも肝心な部分だって言ってたくせに、こともあろうに忘れましたね!(苦笑)
と言っても、市町村名の漢字はやたらに難しいものの由来はいたって簡単で、
砺波平野に属していた砺波郡の南部に、合併前の4町4村が存在していたからということで、南砺市とつけられたそうだよ!
隣接自治体も、岐阜県の飛騨市、大野郡白川村、石川県の金沢市と白山市、それに富山県は砺波市と富山市と小矢部市といったように本当に多岐にわたっているから、
うまくそれぞれの地域の特色が調和する都市としてこれからの発展が期待されるところだよね☆


 

世界文化遺産を抱え、工業と豊かな自然が融合する都市、南砺市。
南砺市の話題と言って記憶に新しいところといえば、2013(平成25)年の10月に35℃という猛暑とも言える最高気温を記録しましたね!
これが9月ならば「まぁ、まだこんな日があってもおかしくないよね」と思えるけれど、
さすがに10月にこんな日があったらびっくりを通り越して、「大丈夫かなぁ?」なんて少々心配になってしまうところですね。
南砺市に関する詳しい内容は、南砺市ホームページ へどうぞ。
市の概要は少々見にくいですが、観光情報の充実ぶりはものすごいですよ☆



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