今月の市町村


怒涛のように駆け抜けた2013年も、カレンダーのページがあと1枚ということで最後の月、12月にとうとう突入しましたね☆
教師が走ると書いて「師走」と言いますが、教師どころか特に世の主婦の皆さんを初め大掃除や年賀状書きなど、
何処もかしこもせこせこ忙しくしていますね☆
もちろん自分もそんな一人ですが、こういうのって「今年こそは早くやるぞ!」って意気込むまではいいけれど、
そこから「まぁーあと何日あるし大丈夫だろう」みたいにエンジンのかかりが遅くなって、結局は土壇場になって大慌てで片付け物をするってのが常なんですよね!(苦笑)
あでも、去年は珍しく年賀状書きというか年賀メール書きだけは、20日までにはおわらせられたんですよ。
もちろんせこせこ忙しいだけじゃなくて、12月ならではの楽しみもありますね。流行語対照に紅白歌合戦など。
今年の流行語は、「ジェジェジェ」や「倍返し」など本当にたくさん出てきましたし、どれが対照を取ってもおかしくないですね☆
来る2014年も、和やかで明るいニュースのあふれる年になりますようにと願わずにはいられません。


 

そして、今年のこのコラムも…というよりも最近の傾向としていろいろな地方へ飛び出しましたね☆
5月には岐阜県の可児市へ行ったり、9月には静岡県の富士市を訪れたり、それでいて年に3回は必ず埼玉県の市町村を取り上げることも忘れないのも特徴かもね!
 NACKN そして、コラムからはちょっとずれるけれど、この「Amatiasの玉手箱」というページが10周年という大きな節目を迎えたよね!
 AMATY いやいや、本当に自分自身がここまで続けられる自信が正直無かったのに、細く長くではあるけれど
ここまで続けられているのは、訪れてくださる皆さんのおかげなんですよ!  NACKN 10年一昔ってよく言うもんね☆自分も最初は名前が無かったのに、このページの読者さんに付けてもらったし、
ありがたい限りだよ!でも、欲を言えばもっと私のレポにも感想がほしいところだけどね!
 AMATY ありゃぁー!せっかく真面目に締めたねって褒めようとしたのに、最後の最後でその落ちなんですかい!欲はいけませんよ。
 NACKN はぁーい、いやいや失礼しましたぁm(__)m


 

ということで、今回取り上げるのは1年ぶりの訪問となる栃木県から、那須烏山市を訪れてみましょう。
ちょうど1年前に、高根沢町に来たんだよね☆いつもランダムに市町村を選んでいても、こういう偶然もよくあるものですねぇ!
 NACKN 本当だ!栃木も、個人的には結構好きなんだよ!まずは、池袋から湘南新宿ラインで宇都宮まで出て、
そこから烏山線で中心駅である烏山駅に行ってみようか。
 AMATY 湘南新宿ラインのおかげで、ずいぶんと栃木にも出やすくなったよね!小山市やそれこそ高根沢町に行ったときも、この路線を使ったしね☆
 NACKN そうなんだよ!北関東への大事な足の役割を果たしているね!うわぁー、近くには清流も流れてるよ!いいねぇー、これは何川だろう?


 

那須烏山市ってどんな所?


 那須烏山市は栃木県の中東部に位置している、人口約3万人の市町村なんだよ!
福島県から茨城と栃木の県境に延びる八溝山地の西の麓と、首都圏の清流としても著名な那珂川の中流域に位置していることから、
歴史文化や観光資源にも大変恵まれているところでもあるんだよ!
特に県の東部地域の政治や行政の拠点都市という顔も持ち、県庁所在地の宇都宮市からも烏山線で1時間で接続できるという利便性も持っているんだよ!
さくら市や茂木町・那珂川町といった県内を代表する市町村とも隣接しているけれど、1年前に訪れた高根沢町との隣接市町村でもあるんだよ!


 

へぇー、高根沢町のお隣の市町村だったんだね!(@@)ところで、この烏山という不思議な響きの名前には、どんな由来があるんだろう?


 確かに、「烏山」なんて聞くと雑木林のように茂った山奥からからすでも出てきそうなイメージがあるよね!(どんなイメージだ?)


 

時は室町時代まで遡った応永年間、当時中川の東側にあった「稲積城」というお城をさらに東側の山へ移築しようと準備していたその時、
金の弊束(へいそく)を咥えた1羽の烏が飛んできて、那珂川の一番高い山の頂上の西側にその弊束を落としていったところから、
「これは権現様のお告げではないか」ということで、沢村五郎資重が那珂川の西側の山に城を築いたんだって。
このことから、この辺り一体を「烏山」と呼ばれるようになったみたいだよ!


 この市は、2005(平成17)年10月までは、元々那須郡烏山町だったところで、
10月1日に同じ郡の南那須町と新設合併をして、両町から取って「那須烏山市」という名前で新たなスタートを切ったところでもあるんだよ!
予断だけれど、高尾山口と新宿を結んでいる京王線に「千歳烏山」という名前の駅があるけれど、
この市とはなんら関係無いみたいだよ!(笑い)


 

すごい長い歴史を持った名前だったんだね!本当に烏が関係していたのもびっくり出し!ところで、この辺りの観光スポットってどんな所があるんだろう?天然の鮎にも出会えるとか?


なんだか、同じ質問でもどんどんと深みを増してきましたね☆いちばん最初の紹介で取り上げた清流の那珂川は、
高知の四万十川と並んでテレビなどで紹介される機会が本当に多いんだけれども、
この周辺には「やな場」も多く存在していて、天然の鮎が取れることで有名なんだって!
他には、鮎の炉辺焼きや鮎のお刺身や鮎飯といった様々な鮎料理を堪能することもできるから、
首都圏はもとより甲信越や東北地方からの観光客も実に多い所としても有名だよ!


 

また、この市は国の重要無形民俗文化財に指定されている資源が多い所でも知られていて、
かつて滝の中程に女釜・男釜という2つの甌穴があり、大蛇が住んでいたという言い伝えから名づけられた滝である「龍門の滝」や、
こぶしが丘温泉・大金温泉といった多くの温泉地が軒を連ねていて、
同市にある八雲神社の例大祭の奉納行事として毎年7月の第3金曜日から日曜日にかけて行われる「山あげ祭」も
国の重要無形民俗文化財の一つなんだよ。


 

矢沢のやなにはずっと前に行ったことがあったけれど、本当に天然の鮎の美味しかったこと!
お店の一番人気のメニューである炉辺焼きは、十数年に渡って1位を独占しているみたいだよ☆


 

清流と多くの山々に囲まれた歴史と文化が集う都市、那須烏山市。
また、この市はいろいろな映画のロケ地として使用されることも多い所で、FUNKY MONKEY BABYSの「ちっぽけな勇気」が挿入歌として使われている映画、
「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」の舞台となったのが、この那須烏山市だったんです!
この映画は、元々は一般のエッセイをブログで連載公開していた内容が話題になって、のちに映画化された作品です。
こんな風に、自分の知っている市町村が映画やアニメなどの舞台になると、思わず「街に歴史あり」なんて思ってしまうのは、私だけでしょうか?
那須烏山市に関する詳しい内容は、那須烏山市ホームページ へどうぞ。
このページの中にある「市長の部屋」で、市の特徴や観光スポットなんかを簡潔に分かりやすく取り上げられているところがいいですよ!



他の市町村へも行ってみよう!

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