そして、今年のこのコラムも…というよりも最近の傾向としていろいろな地方へ飛び出しましたね☆
5月には岐阜県の可児市へ行ったり、9月には静岡県の富士市を訪れたり、それでいて年に3回は必ず埼玉県の市町村を取り上げることも忘れないのも特徴かもね!
NACKN そして、コラムからはちょっとずれるけれど、この「Amatiasの玉手箱」というページが10周年という大きな節目を迎えたよね!
AMATY いやいや、本当に自分自身がここまで続けられる自信が正直無かったのに、細く長くではあるけれど
ここまで続けられているのは、訪れてくださる皆さんのおかげなんですよ!
NACKN 10年一昔ってよく言うもんね☆自分も最初は名前が無かったのに、このページの読者さんに付けてもらったし、
ありがたい限りだよ!でも、欲を言えばもっと私のレポにも感想がほしいところだけどね!
AMATY ありゃぁー!せっかく真面目に締めたねって褒めようとしたのに、最後の最後でその落ちなんですかい!欲はいけませんよ。
NACKN はぁーい、いやいや失礼しましたぁm(__)m
ということで、今回取り上げるのは1年ぶりの訪問となる栃木県から、那須烏山市を訪れてみましょう。
ちょうど1年前に、高根沢町に来たんだよね☆いつもランダムに市町村を選んでいても、こういう偶然もよくあるものですねぇ!
NACKN 本当だ!栃木も、個人的には結構好きなんだよ!まずは、池袋から湘南新宿ラインで宇都宮まで出て、
そこから烏山線で中心駅である烏山駅に行ってみようか。
AMATY 湘南新宿ラインのおかげで、ずいぶんと栃木にも出やすくなったよね!小山市やそれこそ高根沢町に行ったときも、この路線を使ったしね☆
NACKN そうなんだよ!北関東への大事な足の役割を果たしているね!うわぁー、近くには清流も流れてるよ!いいねぇー、これは何川だろう?
時は室町時代まで遡った応永年間、当時中川の東側にあった「稲積城」というお城をさらに東側の山へ移築しようと準備していたその時、
金の弊束(へいそく)を咥えた1羽の烏が飛んできて、那珂川の一番高い山の頂上の西側にその弊束を落としていったところから、
「これは権現様のお告げではないか」ということで、沢村五郎資重が那珂川の西側の山に城を築いたんだって。
このことから、この辺り一体を「烏山」と呼ばれるようになったみたいだよ!
また、この市は国の重要無形民俗文化財に指定されている資源が多い所でも知られていて、
かつて滝の中程に女釜・男釜という2つの甌穴があり、大蛇が住んでいたという言い伝えから名づけられた滝である「龍門の滝」や、
こぶしが丘温泉・大金温泉といった多くの温泉地が軒を連ねていて、
同市にある八雲神社の例大祭の奉納行事として毎年7月の第3金曜日から日曜日にかけて行われる「山あげ祭」も
国の重要無形民俗文化財の一つなんだよ。
矢沢のやなにはずっと前に行ったことがあったけれど、本当に天然の鮎の美味しかったこと!
お店の一番人気のメニューである炉辺焼きは、十数年に渡って1位を独占しているみたいだよ☆
清流と多くの山々に囲まれた歴史と文化が集う都市、那須烏山市。
また、この市はいろいろな映画のロケ地として使用されることも多い所で、FUNKY MONKEY BABYSの「ちっぽけな勇気」が挿入歌として使われている映画、
「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」の舞台となったのが、この那須烏山市だったんです!
この映画は、元々は一般のエッセイをブログで連載公開していた内容が話題になって、のちに映画化された作品です。
こんな風に、自分の知っている市町村が映画やアニメなどの舞台になると、思わず「街に歴史あり」なんて思ってしまうのは、私だけでしょうか?
那須烏山市に関する詳しい内容は、那須烏山市ホームページ へどうぞ。
このページの中にある「市長の部屋」で、市の特徴や観光スポットなんかを簡潔に分かりやすく取り上げられているところがいいですよ!