今月の市町村


最近、夏の暑さに押されて秋の訪れが遅くなってきていると感じているのは自分だけかも分かりませんが、カレンダーのページが早くも2枚を残して11月に入りましたね!
「年賀状印刷始めました」という広告が出始めおせち料理・お歳暮商戦、それに来年のカレンダーや流行を施したデザインの手帳などが、あちらこちらで売られ始めてくると、
もう年末に向かって一歩ずつ着実に近づいているんだなぁってしみじみそう感じてしまいますね!
でも、自分が小学生くらいの頃の一昔前の11月ってもっと寒くて、空気までぴりっと引き締まっていたように感じてたけれど、
ここんとこ最近11月でも日中は汗ばむくらいの日もあるくらいだから、確実に気候も変わっちゃったのかなと少々残念に思いつつも、
あと2ヶ月悔いの残らないように充実した2ヶ月にしたいなと、セブンイレブンのおでんを食べながら改めてそう感じていたりする今日この頃です☆


 

さて、11月といえばこのコラムが埼玉県に戻ってくる月の一つに当たっていますね!
当時90市町村と最多の数を誇っていた市町村の数も、合併に次ぐ合併で今では66市町村にまで現象してしまいました(@@)
 NACKN そうなんだよね、ずっと前に取り上げた白岡町も、去年の10月に白岡市に昇格していたしね!
 AMATY うんうん、「とうとう市に昇格したかぁ」ってちょっとした感動を覚えたけれど、あそこはだいぶ前から市に移行する計画があったとか無かったとか!
 NACKN そうかと思えば、人口の数が町に降格しそうな市町村だってあるんでしょ?
AMATY 降格までは言いすぎでしょう!m(__)m人口が3万を超えれば市になるんだけれど、和光市が確か3万強だったからちょっと心配だねぇ!
 NACKN あちゃぁすみませんm(__)m というか、久々に埼玉県トーク転回しましたね!
 AMATY あら、本当だ!
ということで、今回は県の中央と北部を結ぶ地点とも言われている埼玉県の嵐山町を取り上げてみましょう☆
名前はよく聞くけれど、実はあまりこの町のことは知らなかったりして!(苦笑)
 NACKN おぉー、関越道のインターチェンジでもこの名前よく聞くよね!でもでも、今回は鉄道で行くのは実に簡単。
池袋駅から東武東上線の急行に乗れば、1時間10分と経たずに武蔵嵐山駅に到着できるよ!
 AMATY 本当だ!池袋から1本なのに、風景も穏やかで自然にも恵まれている幹事だね☆
 NACKN 自然も多いけれど、ショッピングモールも多いねぇ!あら、なんだかスパイスの効いたいいにおいが…!


 

嵐山町ってどんなところ?


 嵐山町は埼玉県のほぼ中央部に位置していて、都心から60キロメートルのところにある市町村なんだよ!
約2万人の人口を抱えるこの町は、岩殿丘陵や比企北丘陵といった丘陵と、中心部から北部にかけて広がる東松山台地に囲まれたところで、
自然には大変恵まれているよ!
都道府県等の大きな単位で、樹や花や魚・蝶などが決められているけれど、この辺り一体は日本の国蝶でもある「オオムラサキ」が生息する所としても有名なんだって☆

国蝶の生息地って、すごく誇れる自慢でもあるよね!


 

へぇー、嵐山が国の蝶の生息地ってそれは声を大にして自慢できることだね☆ところで、この町名は京都と関係が深いとか?


 あら、「特徴は?」ってそろそろ来るかと思ったら、最近地名を探ることにはまってますね☆♪でも、確かに焦点を当てているところは本当に鋭い部分で、
京都の観光地とは非常に深く関係していて、実はこんな接点があるんだよ!


 そもそも、この町は源義仲・畠山重忠といった平安時代の末期の武将のゆかりの地としても知られ、
江戸時代に入ると現在の豊島区池袋と埼玉県の川越市とを結んでいる川越街道の宿場でもある「菅谷宿」として栄えた所でもあるんだ!


 

時は流れ、1928(昭和3)年頃に、嵐山町付近に存在している現在の「嵐山渓谷」が京都の観光地である嵐山と風景がよく似ていることから、
日本の公園の父とも言われた林学博士である「本多静六」が、武蔵の国に存在する嵐山ということで「武蔵嵐山」と命名したんだって。
それが、瞬く間に評判となって多数の観光客が訪れたとされる場所こそが、この嵐山町ってことなんだよ☆


 

名前の読み方は、京都の観光地は「アラシヤマ」でいいんだけれども、埼玉県の町名は同じ漢字を書いて「ランザン」と読むので、ちょっぴりややこしいですね☆(苦笑)


 

へぇー、風景が似ていることで評判になることも多いにあるんだね!埼玉の町名も「アラシヤマ」だと思ってた。それじゃぁ、有名な施設や旧跡もきっと多くあるよね?


 今回はなんだか変化球を投げてきますね!この町を代表する施設として、古代から中世の比企郡に関わる歴史資料を中心に扱っている
埼玉県立嵐山史跡の博物館」は、絶対に外せない場所だね♪
国の史跡として指定されている「菅谷館跡」に所在するこの博物館は、1976(昭和51)年に会館したところだよ!
元々は「埼玉県立歴史資料館」という名称で親しまれ、歴史系の博物館としては県内でも最多の規模を誇るところみたいだよ☆


 また、日本で唯一の鬼が祀られている神社として「鬼鎮神社」があるのもこの町で、国の史跡でもある畠山重忠の居館跡
「菅谷館」の鬼門を封じるために立てられたと言われているんだよ。
鬼が祀られている神社って創造も付かないけれど、いったいどんなところなんだろうね?


 

最後に、この町のご当地グルメを一つ紹介してみようか!豚肉の代わりに、辛く味付けされたもつを
ふんだんに使った焼きそばとして「嵐山辛モツ焼きそば」というのが、人気を獲得し始めてきたメニューだよ!
名前を聞くだけでも美味しそうな感じだけれども、このメニューは県内のご当地グルメが一同に集結した
第11回埼玉B級ご当地グルメ王決定戦で、10位に入る健闘を見せた、嵐山町を代表するご当地グルメなんだって☆
ぜひ一度食べてみたいね☆


 

数々の歴史に彩られた大自然に笑顔があふれる町、嵐山町。
これはご当地グルメと呼べるかどうかは定かではありませんが、10年ほど前に関越自動車道にある嵐山パーキングエリアに入った時、
嵐山ラーメンというものを食べたことがあります。わりと細めんであっさりとした醤油ベースのスープで、さっぱりした味に仕上がっていたラーメンでした。
今ではたまにしか見かけなくなったそうですが、あれも嵐山町を代表するご当地メニューだったのでしょうか?
嵐山町に関する詳しい内容は、嵐山町ホームページ へどうぞ。
長調の部屋の中にある町の紹介が本当に分かりやすい作りになっています☆



他の市町村へも行ってみよう!

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