今月の市町村


 

ほんの1ヶ月ぐらい前までは「暑い暑い!」って言っていたのに、10月ともなると日中はさすがに涼しくなって過ごしやすいですが、
朝夕は「うぅー、肌寒い」なんて感じることもあって、窓を開けっぱなしで眠ってしまうと次の朝に部屋全体が冷え切って
風邪を引いてしまうなんてことにもなりかねないので、お互いに注意していきたいところですね☆
っとえらそうに言っている自分は、5年くらい前に見事に窓を開けっぱなしで寝てしまい、次の朝に見事にやられてしまいましたとさ!(苦笑&汗)
あとは、自分の周りではそのにおいが苦手だという人が多いですが、金木犀のにおいがあちらこちらからしてくると
しみじみ「秋だなぁ」と感じています。
それに、運動会や学園祭シーズン到来といったムードも見受けられますね☆10月10日にまだ体育の日の祝日があった頃は
「晴れの得意日」という言葉のとおりよく晴れた日が多かったのに、ハッピーマンデー制度で月曜日に移行してしまってからは
「雨の得意日」なんてひにくられるくらい天気が思わしくない日が多いと思いませんか?


 

読書の秋・スポーツの秋・食欲の秋、そして「マイタウンコラムの秋」なんてのもあるんですよ!(笑い)
このコーナーを始めた当初「基本は首都圏が中心ですが」と大々的に宣言したくせに、現在ではその言葉に反して(笑い)
様々な地方にも手を伸ばし始めています。
 NACKN そう言われてみると、確かに最初は首都圏でとどまっていたけれども、確か開設2年目には一気に函館まで行ったこともあったね!
 AMATY よく覚えてるねぇ!そう、2005年4月に函館に行ったけれど、一番最初に地方へ行ったのは
2004年5月に三重県と佐賀県の嬉野町だよ!
 NACKN そう、初めての地方訪問でものすごくどきどきしたなぁ!今は、佐賀県の嬉野町は嬉野市になっているけどね!
 AMATY そうなんだよね。それで、そのうち関東地方から市町村を取り上げることの方が珍しいなんてことになったりしてね!
 NACKN でも、長年やってたらそういうことにもなりかねないよね!
 AMATY なんだかいつになく真面目だねぇNACKN!
ってなことで、今回はそれこそこの県に帰ってくるのも久々ですよね。自分の出身県なのに!(苦笑)
県内ではもっとも小さいと言われる神奈川県の開成町を訪れてみましょう☆この辺りは、自然も多いから空気も美味しいよ!
 NACKN おぉー、開成町かぁ!きっとすっきり晴れてるだろうなぁ!
 AMATY あぁーいやいや、その快晴じゃないっつうの!
 NACKN ありゃぁそうか!やっぱりだめか!失礼しましたm(__)mそれでも、今回は 新宿駅から小田急線に1時間ほど乗っていれば、その名も開成駅に着くよ!
 AMATY なるほど!町で唯一の駅だもんね☆この辺りに来ると、本当に空気も美味しいね☆


 

開成町ってどんなところ?


 開成町は足柄上地域の中央部に位置している、神奈川県の西部の町なんだよ。
都道府県単位でもっとも小さな市町村というのはいくつかあるけれど、この町は神奈川県の中でももっとも小さい町で、
静岡県と神奈川県を流れる二級河川の「酒匂川」を境に、山北町・松田町と大井町にも接しているところだよ☆
また、この町には誇るべき記録も残されていて、1973(昭和48)年から1992(平成4)年まで、
19年9ヶ月にわたって交通死亡事故0という記録を更新し続けたところとしても知られているんだよ。


 

19年9ヶ月も交通死亡事故0はものすごい記録だね☆ところで、この町名の由来ってなんじゃらほい?


 なんだか質問の仕方にもバリエーションが加わってきましたね!(笑い)そう、いかにも心まで晴れ晴れしそうな町名だけれど、
これにも諸説あるみたいだから歴史とともに紹介してみましょうか☆


 

開成という言葉には、「知識や学問を継承し世のため成すべき務めを成さしめる」という意味の
開物成務」という古い中国の言葉が語源になっているんだって!
漢字も「開くに成長のセイ」という字が当てられているのは、この言葉から来ているみたいだよ!


 

1882(明治15)年、この地域一体は延沢村という村でした。その村に開成学校が開校されて、
後に酒田村と吉田島村に分離してその学校は両方の組合立の学校になったんだけれど、
1955(昭和30)年にこの二つの村が合併して町名もこの学校の名前から取って「開成町」として新たなるスタートを切ったという経緯があったのでした。


 

当時開校された学校名が市町村名として着くという例は、あまり類を見ない例らしいけれど、
自分にとっては初めてでくわした珍しい例でした。


 

学校名が市町村の名前になるって、相当由緒ある学校だったんだろうねぇ☆それじゃ、観光スポットや有名な祭事があったら教えて?


今回はずいぶん範囲が広いなぁ!この町の観光スポットは、街の歴史とともに作られていったものもあるし、特徴とともにいくつか取り上げてみよう!


 

1985(昭和60)年に、この町が誕生して30周年に当たるこの年に町内でも唯一の鉄道駅として開成駅が開業されてからは、
交通の利便性が上がったことは言うまでも無いんだけれど、
このことと関連しているかまでは分からないものの開成駅前第二公園に、ロマンスカー3100型が設置保存されていて、
町民の間では「ロンちゃん」という愛称で親しまれているんだよ。
何回かこの車両の公開日が設定されていて、町のホームページで告知されるみたいだよ!


 

それに、この町の花がアジサイであることから毎年6月には「アジサイ祭」が開かれ、
観光スポットともなっている「アジサイの里」にはたくさんのアジサイが咲き乱れていて、多くの観光客でにぎわっているところの一つだよ。


 

それから、町全体をあげて毎年10月に開催されているスポーツとレクリエーションの祭典「かいせいスポレクフェスティバル」も代表的な祭事で、
これは以前に国民体育大会の「神奈川夢国体」の会場ともなったことから、ここから毎年続く大きなスポーツフェスタだと聞いたことがあります。


 

台風などでよく酒匂川が氾濫することが多かったと言われるこの町ですが、以前は上流にあったと言われる
町指定文化財でもある「円通寺観音」や、酒匂川の歴史などを紹介する「酒匂川ふれあい館」等等、
自然に恵まれた魅力的な観光スポットや祭事もたくさんあって、年中いろいろな顔で楽しませてくれているところだと言えるよね☆


 

学問と知識を生かし、酒匂川に恵まれた自然優先の地、開成町。
さっきから「すっかり晴れた」とか「晴れ晴れと」とベタな表現を粘り強く連発していますけれど、
自分が小学生の頃「この町の人たちは、天気予報を気にしないでいいんだからすごく得だよなぁ!」だなんて真面目に思い込んでいた時期がありました。
毎日の天気が快晴の町だと本気で思い込んでしまっていたんです!(苦笑)
本当にベタな勘違いネタですが、この勘違いに気づいたのが小学生の高学年になってからのことだったもんだから、非常にお恥ずかしい限りでしたとさ!(汗)
開成町に関する詳しい内容は、開成町ホームページ へどうぞ。
とてもコンパクトで、祭事の情報に特に力をいれているページです。



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