今月の市町村


7月ですねぇ。2013年も残りの6ヶ月ということで下半期に突入ですよ!(@@)
これは自分だけかも知れませんが、1月から6月までの上半期よりも7月から12月までの下半期の方が、
同じ時間のはずなのに下半期の方があっという間に過ぎていく感じがするんですよね!
特に9月から12月にかけては祝日が集中しているからでしょうか。それとも、お盆休み・クリスマス・年末年始などのイベントが多いからでしょうか。
どちらにしても社会人となった今、祝日のありがたさをこれでもかというくらいかみ締めています!
それも、1ヶ月に二度も祝日がある9月と11月なんてもう最高ですよ!(笑い)
でも、その祝日が土曜日に当たるとなんだか損した気分になりませんか?はずれくじを引いてしまったみたいなむなしさがこみ上げてきますね。


 このコラムが誕生した10年前は「基本的に首都圏が中心ですが」とか書いていたくせに、いざ蓋を開けてみればなんのなんの!
首都圏どころか特に最近は年がら年中小旅行で地方へ出たり時には修学旅行なみに大々的に旅行していたりと、
自分で言うのもなんですがかなりアクティブ化してきてますよね!
NACKN あれ、前にも聞いたぞそのセリフ!予想外の転回ってやつだね!
AMATY そうなんだよ。Amatiasの玉手箱同様に長くても3年くらい続けばいいかなあぐらいに思ってたもんで、
首都圏でもしばらくは大丈夫かなあなんて考えていたら、3年どころかその3倍以上続いていることに自分がびっくり!
 NACKN えぇー、3年だなんてそんな弱気だったの?もっとしぶとくいこうよ!
AMATY あら、今回は逆にNACKNに励まされちゃった!うんうん、ここまでやれば20年・30年も夢じゃないね!
NACKN うわぁー、なんという恐ろしい変わり様だ!!
ということで、7月なのでどんなに遠くへ言っていてもこのコラムは埼玉県へ戻ってきました。
「むさしの村」という有数の遊園地のある、埼玉県の加須市を訪れてみましょう!
NACKN おぉー、武蔵野村、埼玉県じゃすっかり有名だよね!自分も小さい頃行ったことあったけど。
ここからだと西日暮里駅から千代田線に乗ると北千住で東武伊勢崎線に乗り入れているから、1本でらくらくだね☆
 AMATY そうか、その手があったね!日暮里から常磐線に乗ることしか考えてなかったよ!(苦笑)
 NACKN あら珍しいねぇ。おっ、名高い東京スカイツリーだぁ!ってそうじゃないか☆お、加須駅が近づいてきたぞ!
ウワオォー、なんだかいいおだしの香りが漂ってきたぞぉ!これはいったいなんだ?



 

加須市ってどの辺りにあるんだろう?


 加須市は、埼玉県の東北部に位置していて都心からは概ね50キロメートルの所にある市町村なんだよ!
元々は北埼玉郡の町だった騎西町と北川辺町、それにこのコラムでも取り上げたことのある大利根町の3町が2010年に新設合併されて、
新たな加須市が誕生した瞬間でもあるんだ。
市の北東部には渡良瀬遊水地と渡良瀬川があって、大利根区域と北川辺区域の間を利根川が流れていて、
この他にも会の川や中川などの河川といった水源には大変恵まれている地域でもあるよ!
そして、何と言ってもこいのぼりの生産数日本一を誇っているのも、この市なんだよ!その関連でかどうかは定かではないけれど、
5月3日が市の日にもなっているんだって☆


 

へぇー、こいのぼりがいちばん多く作られていたのが加須市だったとはね!水源にも恵まれているけれど、交通の要衝でもあるとか?


 あらま、いつもと違う視点で突っ込んできましたね!(@@) でも本当にそうで、市の東西を
国道125号(またの名を「加須羽生バイパス」)が横断していて、そこに平行するように東部伊勢崎線が通っているんだよ!
東北自動車道が南北を貫いていて、騎西区域と呼ばれる南西部には国道122号騎西菖蒲バイパスが通り、
北川辺区域と呼ばれている北東部と国道354号が茨城県の古河市、それに群馬県の板倉町ともつながっているし、車社会の市町村と言ってもいいよね☆


 

さらに、上でも挙げた渡良瀬遊水地付近を通っている東部日光線の二つの駅があるだけでなくて、
この付近は栃木・群馬・茨城の3県もの都道府県とも隣接しているところで、「埼玉県道9号佐野古河線」という
その付近の地名と都道府県名が入ったユニークな名前の道路も通っているんだよ。
こんなに交通が入り組んでいる市町村も、結構珍しいかも知れないね☆


 

おぉー、埼玉県道9号佐野古河線だなんて本当にユニークだし、こんなにたくさんの道路や鉄道が競り合っていたんだね☆そういえば、加須うどんという郷土料理があるとも聞いたんだけど?


ほんっと郷土料理とか食べ物には目がないねぇ!(笑い)でも、加須市内には40店舗を超えるうどんのお店があるんだって!これだけでもびっくりだね。
いまでこそ水源に恵まれているけれど、それゆえに昔はよく川が氾濫したり水害などもよく起きてしまっていたらしいよ。
それでも、その川の氾濫によって肥沃な土が運ばれたことから小麦の栽培に適している地だとされていて、
お米よりも小麦の栽培が盛んだったんだって。江戸時代に入り、お寺の門前で参拝客にうどんを持て成したことが始まりだと言われているんだけれども、
それ以前にも各家庭でもうどんがつくられていたみたいだよ!


 コシが強く加水率が高いメンが特徴の加須うどんは、一般的にはもりうどんで食べるのが昔ながらの食べ方だけれど、
野菜てんぷら付きのもりうどんやねぎを加えた南蛮系のうどんもすごく人気なんだよ。
まちおこしの一環として、市役所などでは「手打ちうどんのまち スタンプラリーマップ」も無料配布しているだけでなくて、
加須手打うどん会」という会まで発足しているんだから、加須うどんの人気はそりゃ耐えないね!
どれだけ、加須市や周辺地域の人たちに愛されているかが伺える光景だよね。


 

加須うどんの背景にはそんな歴史があったのかぁ!うどんのメニューも美味しそう♪!ところで、何だか文化の面でも独特のものがあるとか?


 今回は、全ての質問において全くスタイルを変えてきたね!加須を代表する文化と言ったら、やはりこれでしょう☆
加須市には、武州囃子の流れを汲んで誕生したとされる、「武州加須囃子」が存在していて、
市内の小学校や中学校の中には武州囃子を総合学習の一環としてクラブ活動の場に取り入れている学校も増えてきているんだって。


 さらに、各地域ごとに「武州加須囃子保存会」が結成されて、加須を代表するイベントの一つのこいのぼりマラソンや夏祭りなどで披露されることも多いみたいよ。
私自身も武州囃子は何となく聞いたことがあったけれど、武州加須囃子ってどんなんだか一度聞いてみたいもんだね☆


 

昔から受け継がれてきた伝統的文化と調和する交通の要衝地、加須市。
ところで、コラムの冒頭で少し触れたむさしの村という遊園地は、首都圏で聴取されているTBSラジオやFM NACK5、
さらにはテレビ埼玉でよく流れている「実りの1日、むさしの村」という歌が特徴的なCMはよく知られているそうです。
このむさしの村を含めた埼玉県内の遊園地や、何故か豊島区と練馬区にまたがる豊島園と
浦安にある東京ディズニーランドは、埼玉県民の日になると割引で入場できるみたいですね。
でも、東京ディズニーランドなら千葉県民の日である6月15日の方が、しっくりくると思うのですが…。
加須市に関する詳しい内容は、加須市ホームページ へどうぞ。 市長室の中にある市の紹介がとにかく分かりやすいページです。



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