今月の市町村


2013年も早くも折り返し地点に差し掛かろうとしている6月に入っちゃいましたね!
6月になるともうじきうっとうしい梅雨の季節になって嫌だなぁと思うが早いか、今年は
6月を待たずして5月中に九州から続々と入梅する地方が続出し、ついにここ関東地方でも入梅してしまいました。(苦笑)
特に今年は冬が長かったと言わんばかりに寒い日が多かったし、5月でも最初は結構肌寒い日もあったから、
1ヶ月でこんなに気温の差が激しいのも最近の傾向なのかも知れないけれど、風邪も流行り始めているみたいだし
お互いにくれぐれも体調には注意していきたいですね☆
前にも書いたかも知れませんが、6月中に運動会をやってしまう学校も最近では結構増えてきたけれど、
梅雨の真っ只中だからその中の晴れの日は本当に貴重なものですね☆


 

このコラムも10周年を迎えたのを岐に初期の頃のコラムを読み返してみたんですが、まぁーお互いに探り探りなのがよく見える文章でした!(苦笑)
当時はNACKNも質問しかしていなかったしね。
 NACKN うわぁーそれはまた懐かしいですね!しかも、当時は私には名前が無くて「あなた誰?」という感じだったもんね!
 AMATY 「謎のレポーター」と呼ばれるならまだいいけれど、初期はそれすらなかったよねそういえば。
 NACKN そうだったそうだった!それが、時が経つにつれて読者さんにも名前を付けてもらって、しかも毎月訪れてくださっている方も居るとか?
 AMATY お、そこまで掴んでいるんだねぇ!レポーターとしての貫禄もすっかり出てきたんじゃないの!
 NACKN だといいけどね。自分のレポートぶりが皆さんにはどう映ってるのか、感想も伺いたいとこだけどね☆
 AMATY ありゃぁー、ちゃっかり感想を求めちゃってるし…!
ということで、今回は九十九里平野の中心地として発展したと言われる千葉県の東金市を訪れてみましょうか☆
そういえば、去年の6月にも館山市を取り上げるのに千葉県に来ているんだよね!1年ぶりの訪問ですね。
 NACKN そうだそうだ!どうも久しぶりだと思ったら、1年も来ていなかったんだね☆
ここからだと新宿駅から総武線で一気に千葉駅まで突き進んで、そこから東金線に乗り換えれば中心部の東金駅まで行けるね!
 NACKN 突き進むだなんて、なんだかいつもよりワイルドな解説記だねぇ♪でも、こうしてみると東金って結構遠いんだねぇ。
 NACKN うんうん、もっと近いかなあって思っていたけれど。あれれ?なんだかこの付近は結構涼しいぞ?初夏だから暑いって思っていたけど…!


 

東金市はどの辺りにあるんだろう?


 東金市は、千葉県の中東部に位置していて都心から凡そ50キロメートル(60キロメートルという説もあり)の所にある中核都市なんだよ!
県の東部に太平洋に面している九十九里浜という海岸があるんだけれど、その背後に広がっている九十九里平野の房総台地との境界に位置しているこの市は、
商業や農業などの産業とともに発展してきた市町村の一つなんだよ。
1973(昭和48)年に開かれた第28回国民体育大会(通称「若潮国体」)では、東金はソフトボール会場として注目を集めたよ!
また、江戸時代初期に徳川家康と徳川秀忠が鷹狩に訪れていたことから整備された船橋方面に一直線に伸びている街道である
東金御成街道」でも知られているところなんだって☆


 

あぁー、若潮国体って聞いたことがあったけど、ソフトボール会場だったんだね!ところで、この市と姉妹提携を結んでいる所ってあるのかなあ?


 おっと、今回はいきなりそうきましたか!!残念ながら、国内には姉妹提携をしている所って無いんだけれど、
それでも1990(平成2)年に、フランスのリュエイユ・マルメゾン市と提携を結んだんだよ!
これは、この年の11月に当時の東金市長や市議会議員団がリュエイユ・マルメゾン市を訪問して、
双方の市長が姉妹都市宣言に調印したことで実現したんだって。
リュエイユ・マルメゾン市でも、日本で姉妹都市提携を結んでいるところはこの東金市が唯一なんだよ!


 

へぇー、他にもありそうだと思ったけれど、しかもフランスの市町村と提携していたとはね。この市にも、有名な観光スポットなんかはあるのかなあ?


 なんだ?今日はまたずいぶんとシンプルだね☆でも、この市を代表付けるスポットはたくさんあるよ。
房総導水路事業の一環として整備されたと言われている、「東金ダム」がまずは挙げられるね。
この辺りには公園も整備されていて、特に休日などは市民の憩いの場としてもにぎわっているところでもあるよ!
これに関連する所として、バスフィッシングやウォーキングコースも整備された「雄蛇ヶ池(おじゃがいけ)」や、
桜の名所や初日の出スポットとしても有名な「東金市山王台公園」、
秋にはぶどう狩りも楽しむことのできる市内はもとより千葉県内でも屈指のぶどう園が立ち並ぶ、「松之郷ぶどう郷」も見逃せないスポットだね!


 

他には、正式に言うと東金市では無いもののお隣の九十九里町に「菅原工芸硝子」という所があるんだけれども、
ここではなんと自分でガラス細工を作ることが可能な、ハンド明度にとことんこだわった場所ともなっていて、
東金市の観光スポットとしても最近注目され始めたらしいよ。


 

いやぁー、魅力をそそられるところばかりでいいねぇ。あ、そうだ、聞き忘れていたけれど、この市町村の名前の由来ってなあに?


 今日は出てこないかと思ったら、最後の最後でようやく出してきましたね!(笑い)
この市に西福寺というお寺があるんだけれど、そこにある境内の山嶺が鴇の頭の形に似ているというところから、
鴇ヶ峰」と呼ばれていたんだって。それが、東金に転訛して言われるようになったみたいだよ。
ちなみに、この市の東岩崎という所に旧地名に由来するとみられる「鴇嶺小学校」という学校まで存在しているんだよ。
この学校の読み方は「ときがね小学校」と言うんだけどね☆


 

そして、この市を代表する名跡として「東金城址」もあるよ。かつてこの市に存在していたお城の名前なんだけれども、
別名を「鴇峰城」っていうんだよ!さっきの学校の名前は「嶺」という漢字を当てていたけれど、
この名跡は「峰」という漢字が当てられていて、現在の東金と呼ばれる背景がうかがえるよね!


 

産業の基盤を築いた国際色あふれる観光都市、東金市。
ところで、皆さんの中には学校の体育などでフラフープを使ってダンスをしたという方も多いかも知れないけれど、
これが流行していた1958年に腸ねん転を起こす恐れがあるということで東金小学校がフラフープ禁止令を出し、
そのブームが全国で沈静化したというきっかけを作ったのも、この市だったんだって。
それから52年経った2010年に再びブームが起こり、当時の謝罪の意味も込めて市の中央公園にフラフープの記念碑が建てられているんだよ。
フラフープの記念碑って、いったいどんな感じのものなんだろうね?
東金市に関する詳しい内容は、東金市ホームページ へどうぞ。
少々音声では見にくいですが、それでもプロフィールと観光のページは非常に分かりやすくコンパクトにまとまっています。



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