今月の市町村


 

さぁーて、2012年も怒涛のように前半が駆け抜けていき、折り返し地点を通過していよいよ後半戦に突入ですね!
1年が後半戦なら梅雨だって後半戦なわけで、7月に入ると1日も早く梅雨明けしないかなあとそればかり考えてしまいますが、皆さんはいかがでしょうかねえ?
それでも、神奈川県ではいち早く海開きをした海水浴場があるかと思えば、富士山は7月1日が山開きと、
あちらこちらで夏の訪れを感じさせるような話題が目白押しになってきます!
これらを耳にすると、私の大好きな夏もすぐそこまで来ているんだなあと純粋にわくわくしてきますよほんと!
暑くなるのはいくらでもかまわないけれど、これで湿気さえなければ言うことないんだけどなぁ☆冷夏なんてこの世の夏じゃないし!!


 

そうは言っても、先月に8年ぶりにでっかい台風が日本列島を駆け抜けましたが、皆さんのお住まいの地方は大丈夫でしたか?
さて、4ヶ月に一度埼玉県へ戻ってくるこのコラム。今回は何処へ行きましょうか?
 NACKN そうそう、もちろん他の市町村を巡るのも楽しみだけれど、やはり埼玉県に戻ってくるとほっとするね!
 AMATY そうなんだよね☆最近、このHPにアクセスしてくださる方々から、「もしかして、金沢に浮気したのか?」なんて言われることがあるんだけどね!
でも、ここで誤解しないでほしいのは、確かに憧れの年数が最も長いのは金沢だけれど、今でも埼玉県への愛はしっかりと健在なんだよ!
 NACKN うんうん。でもほんとAmatyの様々な地域に架ける情熱はものすごいものがあるなあと、NACKnもその情熱に押されそうなときがあるけど、
でも埼玉県への情熱も健在だって聞いて安心したよ♪
 AMATY あれっ?それってなにかい!私が埼玉県に対して情熱がなくなったとでも思っとんのかいね!
もしも本当にそうならばこのページだってとっくに閉鎖しとるし、NACKNだって存在してないんだぞ☆
 NACKN うぇぇーんごめんなさぁーい!軽く考えちゃいけないよねぇ!(反省)


 

っと、ちょっぴりいじめてしまいましたが、今回は件の北西部の観光地としても名高い埼玉県の寄居町を取り上げてみましょう☆
ここは、名水百選とか水の郷百選といったいろいろな「百選」に選ばれていて、すごく自然にも恵まれている所らしいよ。
 NACKN いいねぇ。自然が多い所って気持ちまで清清しくなるよね!ここは、JR八高線・東武東上線・秩父鉄道の3路線の接続駅だけど、
何やら西武池袋線からも直通で行ける電車もあるっていうし、今回は西武線から行くルートで寄居まで行こうか☆
 AMATY いやや、本当に毎回圧巻ですねぇ、俗に「NACKNの鉄道マップ」って感じだね!
 NACKN おやっ、所沢じゃん!いいねいいねぇ。途中下車してもいい?
 AMATY だぁーめ!今回は寄居に行くんでしょ☆しっかりレポートしたら、帰りに下車してもいいから、まずは寄居へレッツゴーだぞ♪
 NACKN はぁーい☆(しぶしぶ)でも、寄居も楽しみだなあ!(喜び)


 

寄居町って何処にあるんだろう?


 寄居町は、埼玉県の北西部に位置していて、都心からは凡そ70キロメートルの所にある自然豊かな町なんだよ♪
山梨県甲府市と北関東を結んでいたかつての裏街道である「秩父往還」の街道筋にあったことから、宿場町としても栄えた所だよ☆
大昔のこの辺りの地域は、当時存在していた榛沢郡と男衾郡に属していて、一部が秩父郡に属していたという大変に複雑な地域だったけれど、
現在の寄居町の形となったのは1955(昭和30)年のことというから、何度も何度も合併を繰り返していたことが伺えるね♪


 

へぇー!寄居も宿場町だったことがあるんだね♪でも、どうして寄居って名前になったんだろう?


 あれれ、最近さらに勢いがついて聞き方にもどんどんバリエーションが生まれてきたんじゃなぁい!(笑い)
さっき、紹介のところで城下町だったと書いたんだけれど、またもや歴史をぐぐっと遡り戦国時代に☆
この地域には、代表的なお城である「鉢形城」というお城を初めとして、様々なお城が存在していたんだよ!
その一方で、城郭の周囲には集落や施設などが築かれていて、これらのことを「根古屋」または「寄居」などと呼ばれていたという説も残されていて、
それが転じて昔からこの周辺には人々の集う町・寄る町を象徴するかのような表現が知れ渡るようになり、
「寄居町」と付けられたんじゃないかという有力な説が現在も語り継がれているんだよ♪


 さらに、この町は水源に大変に恵まれている数少ない市町村でもあって、秩父の山間から荒川の清流が
関東平野に流れ込む扇状地のような形で発展した所だよ!
風布川・・日本水(やまとみずとも呼ばれた)・日本水の森というように、水清らかな町と称されるほどなんだって!
山地・丘陵地・台地・低地と様々な地形にも恵まれていて、自然もそれはそれは豊かな所だということも、手に取るように分かるね!


 

いいねぇ☆人々が集まる自然豊かな町だなんて憧れの一つも抱いちゃうよね♪人々が集まるといえば、お祭りも盛んなのかなあ?


 ずいぶん今回はずばずば切り込みますねぇ☆でも、確かにこの町は季節を彩る町の特性を生かしたお祭りがいくつもあるんだよ!ここで、いくつか挙げてみようか。
4月の第2日曜日に開かれている「寄居北條まつり」、安産や子育て、水難よけなどを祈願し
1931(昭和6)年に始まったと伝えられる関東一の水祭り「寄居玉淀水天宮祭」は、寄居を語る上では欠かすことのできない祭事と言えるね☆
ちなみに、これは毎年8月の第1土曜日に開かれているよ。
今月・つまりは7月の第2土曜・日曜には「夏祭り」、11月の第1土曜・日曜は「秋祭り」、
2月には「市神節分祭」と、季節ごとの祭事も本当に充実しているから、お祭りで寄居の文化に触れてみるのも粋な楽しみ方じゃないかな♪


 

各市町村のお祭りっていろいろな特色があってそれが魅力的だよね☆ところで、この町には川の博物館があると聞いたんだけど?


 そう、水源とは切っても切り離せないほどこの町を語るには必須項目だとさっきからしっつこく言っているけれど、
これのハイライトとも言える施設が、町内にある「埼玉県立川の博物館」っていう県立の博物館なんだよ☆
二つの異なる展示室と川の歴史について体感することのできるアドベンチャーシアター、
館外に展示されている、荒川の流れと地形を1/1000に縮小して表現されている日本一を誇る大型地形模型「荒川大模型173」は、圧巻だね♪ この173という数字は、荒川の総延長である173キロメートルにちなんで付けられたものなんだって!
他にも、水の浮力・抵抗・圧力などを学習しながら体験できる施設「荒川わくわくランド」など、様々なテーマに応じた体験型ミュージアムだね!!


 

私も、一度だけ行ったことがあったけれど、改めて水源の大切さを感じることができたよ!


 

水源と自然に囲まれた歴史と文化が根付く町、寄居町。
この町は、鉄道では東武線・秩父線・八高線の3路線が乗り入れ、関越道花園ICを中心に多くの国道が交差する、交通の要衝地という顔も持っているんだよ。
今では当たり前のようにある水源だけれど、だからこそ一人一人が常に大切に守っていかないといけないなあって、今回寄居を訪ねてみて改めてそう感じています。
寄居町に関する詳しい内容は、寄居町ホームページ へどうぞ。
町のプロフィールのほかに、「寄居水探訪」というページがとにかく分かりやすいです♪!



他の市町村へも行ってみよう!

トップページへ戻る