今月の市町村


 この間2012年の年明けを迎えたと思ったら、気づけば折り返し地点に差し掛かろうとする6月なんですよねぇ!
何年か前から天気を現す用語に「ゲリラ豪雨」なんて言葉が加わりましたが、ゲリラ豪雨とは違いますが
ここ最近異常なまでの天気の豹変が多発してますよね☆ついさっきまで晴れていたと思いきや、突然の雷とともに
バケツをひっくり返したような雨が地面を叩きつけるように降り出したり、
日本ではあまり例を見ない竜巻が発生したりと、異常気象もいいところですねほんと。(苦笑)
そんなもんだから、最近PC・携帯の天気予報サイトでは急ピッチで「災害天気」なんていうコンテンツを創設しているのをほんとによく見かけます。
雨が降ることもものすごく大事ですけど、恵みの雨程度で留まってほしいところです!


 

天気は日常生活と非常に深く関わっていると思うし、旅行プランを立てるときも結構頭を悩ませるもんなんですよね♪
そう、今回のこのコラムでは都心からいちばん近い千葉県のリゾート地に上陸します。
 NACKN ほんと最近どうしたもんかってくらいお天気の豹変続きだよねぇ。
でも、千葉県って確か、みんなで作る気象サイトの「ウェザーニュース」が生まれた場所だって聞いたけど。
 AMATY おっ、よく知ってるねぇ。そうなんだよ、千葉市の美浜区って所に大本があって、そこから天気予報とか防災に関する情報なんかを配信しているんだよ。
 NACKN へぇー、なるほどね。でも、ウェザーはちゃんと伝えてくれていても、 ニュースって部分には全く触れられていないよね!
 AMATY アッチャァー、そういう意味じゃないんだけどなぁ!(汗)しかも、さっき自分で気象サイトって言ってたでしょ!
 NACKN あぁー、またやっちゃったよ、天然ボケを。
ってな訳で、先ほどもちらっと触れましたが、都心からいちばん近いリゾート観光地である、千葉県の館山市を取り上げて見ましょう☆
なんでも、ここは「海と花の街」なんだそうですよ!
 NACKN いいねぇ、久々の千葉県だぁ!ここも高速バスでも行かれるけれど、たまには鈍行でゆったりってのもいいね!
まず、新宿から総武線で千葉まで行こう。そうしたら、内房線とかいう電車が出ているから、それに乗り換えれば館山まで行かれるよ!
 AMATY あらまぁー、それはずいぶんゆったりとした旅だねぇ!私も、いまだに外房線と内房線の関係が分からないんだよねぇ。
 NACKN うん、NACKNもそれは分からないんだぁ。おぉー、カラフルなお花畑が…。


 

館山市ってどんな所?


 館山市は、千葉県の南部・房総半島の最南部に位置していて、都心からは100キロメートル県内にあるリゾート地なんだよ!
1年を平均して温暖な気候であることから、ポピーや菜の花なども咲き乱れる「花のまち」、夏には
海水浴場・マリンスポーツのメッカとしても名高い「海のまち」といった様々な特徴を持っていて、有数の観光地の一つでもあるんだよ。


 さらには、江戸時代後期に曲亭馬琴(滝沢馬琴)によって作られた読本である「南総里見八犬伝」(なんそうさとみはっけんでん)の舞台となったのも、この館山市付近だって伝えられているんだって!


 

へぇー、リゾート地ってイメージが強かったけど、南総里見八犬伝の舞台だったとは初耳だなあ。それじゃ、いろんな都市とも提携を結んでたりするのかなあ?


 そうだよ、この市は上でも挙げたようにいくつもの特徴を持っているから、国内外からもいろいろな支店で注目されているのかも知れないね!
まずは、アメリカはワシントン州のベリンハム市と1958(昭和38)年の7月に提携を結んで、教育から文化・スポーツに至るまで頻繁に交流が行われてきたんだって。
ベリンハム市と館山市の職員交換事業も行っていて、2008(平成20)年には、姉妹都市となってから50周年を迎えたんだよ。


 

他には、オーストラリアはニューサウスウェールズ州にあるポートスティーブンス市とも、2000(平成12)年に友好都市として締結し、
交流が始まってから9年後の2009(平成21)年に姉妹都市提携を結び、市民レベルでも盛んに交流が続いているみたいよ!


 国内でも、1973(昭和48)年5月に、山梨県石和町・現在の笛吹市と姉妹都市提携を結び、東京都中野区とは街づくり事業で連携を取っているんだよ!
どんな目的でも、お互いの市町村の文化や事業を共有し合いながら、館山の魅力を発信できるって、すてきなことだよね?!


 

ほんと、いろいろな市町村の影響を受けつつアピールしていくって素晴らしいことだけど、難しさもあるよねきっと。ところで、この市自慢のご当地グルメがあるとか?


 うわぁー、さすがだなぁ!ご当地グルメにも最近鋭くなってきたんじゃないかな!
この市は、1年を通じて漁業も盛んで豊富な食材が水揚げされる水産のまちとしても大変知られているところだから、
ご当地グルメももちろん海鮮と花のまちの特性を生かしたどんぶりものが、今もっとも注目を集めているんだよ。
それが、「館山炙り海鮮丼」(館山あぶりかいせんどんぶり)だよ。名前からしてすごく豪華そうだけれど、
三つに重ねた器のいちばん上は、炙った海鮮を4種類盛り付け、真ん中の器には4種類のお刺身を盛り付け、
一番下の器には館山産の旬の野菜を使った花散らし寿司を盛り付けるという、実に豪快で館山の味覚を一気に味わえるどんぶりものって言えるね!


 ところで、海鮮がなぜ8種類かといえば、南総里見八犬伝にちなんで8種類と決まったそうです。
また、全店共通で炙った食材には必ずサザエを使用することなど、細かなルールも決められていて、
まさに館山を代表する一品ですね。
こんな豪華などんぶりもの、一度でいいから食べてみたいものだなあ!お米も館山産だっていうし、今市内でもすごく人気の高いご当地グルメみたいだし。


 


 

いやぁーすごぉーい!館山に来たことを実感させてくれそうな豪華などんぶりだね!観光もさることながら、祭事なんかも伝統的なものがたくさんありそうだけど、どうだろう?


 ほほぉー、観光じゃなくてお祭りに目をつけましたね☆ここでも何度も出てきたけれど、「南総里見八犬伝」の舞台になった所だから、
毎年10月に開かれる「南総里見祭り」は、館山を代表するお祭りの一つなんだよ!
さらに、この辺りは現在でも旧海軍の遺跡がたくさん残されていることから、東日本のヘリコプター部隊の司令部という特性もあり、
その関連の祭事として「ヘリコプターフェスティバルin館山」と題した交流会も開かれているそうだよ。


 

また、8月には全国大学フラメンコ・フェスティバルと、館山湾花火大会が同時進行で開かれていて、
丁度海水浴シーズンとも重なることから多くの観光客で賑わう行事なんだって!
他にも、11月から5月にかけて花摘み体験ができたり、ほぼ同時期にイチゴ狩りをすることもできるよ。
この辺りのイチゴは粒が大きめで酸味のある甘さが特徴で、ついつい食が進みそうだね☆


 

食と文化とロマンが交差するリゾート地、館山市。
千葉県にも、千葉を中心に首都圏でも聴取可能なFM局「Bay FM」というのがあります。
親局の周波数は78.0MHZですが、この館山にも中継局を持っていて、77.7MHZに合わせれば聴くことができます。
ただ、出力が弱いので、我が家でも晴れているときは受信状態が良好なんですけど、雨が降ると日によっては雑音の中に微かに聴こえる程度にまで劣悪な受信状況に変貌します。
まあ、室内でも天気の判断ができるっていう、あまりありがたくないメリットがありますけど…!!(苦笑)
館山市に関する詳しい内容は、館山市ホームページ へどうぞ。
ページ事態は少々見にくいんですが、それでも市の魅力や見所がつまっていますよ!☆



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