今月の市町村


 

 日1日ごとにだんだんと昼間の時間が長くなってくると、3月になったんだなあと実感する瞬間があるんですね。
梅の開花の便りがあちこちから聞かれるようになるとそれだけで春の訪れを感じさせてくれますが、
今年はなんでも昭和62年の統計以来の寒さなんだとか。
それに、ただ寒い日が続くだけならばまだしも、日本海側を中心に降り続いた記録的な大雪。これはほんと
普段慣れている雪国で生活している方々でも相当きつかったと思います。
自分は、夏生まれのくせに熱いのは苦手ですが、寒いのはいくらでも大丈夫なんです。というか、むしろ憧れさえ感じてしまうほど。
でも、今年に限っては寒さに憧れを感じるなんて言ってたら撥が当たりそう!
3月に入ってもまだ寒い日が多いって言うし、「三寒四温」という言葉はまだまだ聞かれそうもないですね!(苦笑)
それでも、3月は卒業シーズンということで、保育園・学校・大学などからの「卒業」もあれば、
自分の気持ちの上での「卒業」なんてのもありますね。とにかく、様々な「卒業」で満たされる月ですよね。
新しい環境へ旅立つターニングポイントの月とも言えるでしょう!


 最近では、学生だけでなく会社員やOLの間でも卒業旅行が静かなブームなんだとか。
自分の中での変化にメリハリをつける意味でも、旅行ってほっとさせてくれますよね!
自分も、ウェブ上だけじゃなくてできれば本当にこれらの地を訪れたいところなんですけれどね!
 NACKN そうそう、これまで頑張ってきた自分への語法日として、一人旅に出るなんて話もよく聞くもんね。
 AMATY 最近一人旅もすごく増えているし、気兼ねなくのんびり自分のペースで楽しめるところに、魅力があるのかもね!
 NACKN うん。このコラムも小旅行ってのは結構あるけれど、時々大きな旅行もあるもんね。
いちばん最初に行った地方訪問は、確か山形県の米沢市だったような…。
 AMATY あれぇー、それはだいぶ最近のことだぞ。米沢へ行ったのは2008年の9月で、いちばん最初の地方訪問は三重県の嬉野町と現在の佐賀県嬉野市じゃないぃ!
まさか忘れてたんじゃ?
 NACKN うぅー、こ、こともあろうに忘れてしまってました!ごめんなさーいm(__)m

V  

ということで、12月・1月の金沢に2月の軽井沢と立て続けに旅行が続いて、久々に関東のしかも主人公の埼玉県へ戻ってきました。
今回は、水と緑に恵まれている羽生市へ行ってみましょう☆
 NACKN 本当だ、久々の関東地方だね!
ここからだと、浅草駅まで出て、そこから伊勢崎線で羽生駅まで向かうルートと、秩父鉄道を利用して羽生駅まで向かう方法の2種類があるね!
 AMATY お、久々に復活だね。鉄道解説記!私も伊勢崎線のルートなら使ったことがあるよ!
 NACKN いやいや、ただ好きでやってることだけど、喜んでもらえて嬉しいなあ!
わぁー、さすがに市街地はやはり賑わっているね♪


 

羽生市ってどの辺りだろう?


 羽生市は、関東地方のほぼ中央に当たる埼玉県の北東部に位置していて、都心から凡そ60キロメートル、
さいたま市からは凡そ40キロメートルのところにある市町村なんだよ。
利根川を挟んで群馬県と接しているほか、栃木県や茨城県にもほど近いことから、北関東圏の影響を大きく受けているのも特徴だよ!
それに、日本では珍しい多年草の水生植物である「ムジナモ」の自生地としても知られ始めているんだって!
この市の誕生は、1954(昭和29)年の9月だというから、2014年には市制施行60周年を迎える歴史ある市町村だということも伺えるよね。


 

そんなに都心から離れていないようにも感じるけど、立派に北関東だったんだね☆この市は、自然をレクリエーションとして取り入れる取り組みがあるとか?


 ここのところ新しいタイプの質問も出てくるようになったね!この市の北部に流れる利根川を中心に
河川や用水路など、特に水にすごく恵まれている地域なんだよ!
これらをうまく利用して埼玉県の協力も得ながら整備されたのが、1981(昭和56)年にオープンした「県営羽生水郷公園」だよ。
ここは、その昔池や用水路などが大変多かったことから、菖蒲田・修景池などの水を取り入れた施設を中心とし、
自然や生物をテーマとした教養型レクリエーションの拠点とする取り組みが、活発に進められているらしい。
なかでも、埼玉県に生息する魚の約8割が展示されている「さいたま水族館」がもっとも有名だね!


 

この公園内には、上でも少し取り上げた水生植物のムジナモが唯一自生している所で、ここから羽生市のイメージキャラクターの
「ムジナもん」が2003(平成15)年に誕生しているんだよね。


 

へぇー、埼玉県は特に水郷公園が多いっていうけれど、羽生もその一つだったんだね!歴史ある市ならば、文化財も多そうだけれど、どうなんだろう?


 いやぁーさすが鋭いなあ!!羽生市には、観光スポットももちろんあるんだけれど、それよりもどちらかといえば旧跡や名所なんかが多いのかも知れないね!
まず、埼玉県指定の天然記念物といえば、1926(昭和元年)に制定された「勘兵衛マツ」とか、
埼玉県下で10番目の大きさの前方後円墳として著名な「永明寺古墳」(ヨウメイジ古墳)は、県の選定重要遺跡でもあり、
羽生の市の指定史跡でもあるんだよ!
他に、市の指定史跡といえば、1971(昭和46)年に制定された「羽生城跡」や、葛西用水取入口跡、
平安時代に供養墓として多く使われたとされる五輪塔などなど、多数存在しているよ。


 

埼玉県の名前の由来となった「埼玉(サキタマ)古墳群」にも近い距離だから、この市でも昔から古墳が発見されていたのかもね☆
それと関連があるかどうかは定かではないけれど、羽生という市名の由来は、埴輪がなまったものとされる説が有力らしいんだよね!
羽生と埴輪……、うぅーん似てなくはないけれど、少々無理があるかなあというのが正直な感想なんだけれども!


 

なるほどぉ、確かに似ているといえば似ているよね。それにしても結構遺跡が残されていたのも発見だったよ。じゃあ最後に、出身の有名人を教えて?


 あはは、なんだかんだと言ってもこの質問に落ち着くことが多いね!(笑い)
すごく有名なところだと、メンバー全員が埼玉県出身という人気音楽グループ、スターダストレビューの「柿沼清史」がこの市の出身だよ!
ちなみに、柿沼清史の実家は柿沼種苗店を営んでいるんだって。話に聞けば、ここは市内でも密かに知っている人もちらほら居るんだとか。


 

あとは、演歌歌手で作詞家でもある「井沢八郎」も居るね。
「あゝ上野駅」の作詞でも有名な人だけれど、「所沢市民音頭」という所沢市で特に盆踊りの時期に聞かれる歌があるんだけれど、
これを歌っているのも井沢八郎だったんだよね。


 

「あゝ上野駅」というタイトルはよく聞くんだけれど、メロディーが思い出せないんだよねえ。
私の中で井沢八郎といえば、所沢市民音頭を歌っている人というイメージがむちゃくちゃ強いんだけどね。


 

水と自然に恵まれた教養文化都市、羽生市。
この市とはぜんぜん関係ないですが、埴生の宿という日本でも親しまれているイングランド民謡がありますよね。
これは、埴輪に生きると書いて埴生ですが、中学生になるくらいまでこの「埴生の宿」という歌は
羽生市のことを歌っている曲だと本気で思い込んでいました。
それどころか、どうして羽生市の歌なのに大々的に宣伝しなかったのかとまで思っていましたからね!
羽生市はそもそも宿場町じゃなかったからおかしいなあとも半信半疑でしたけど、
とんだ「ハニュウ」違いでした!!(苦笑)
羽生市に関する詳しい内容は、羽生市ホームページ へどうぞ。
特に、市のプロフィールが大変分かりやすい構成になっています。



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