今月の市町村


 さてさて、早いものでもう12月。きずけば、あと1ヶ月を切ってしまいましたね。皆さんは、どんな思いで12月を迎えましたか?
街のあちこちでも、クリスマスムード1色に染まりつつありますが、今年は気候もなんだかおかしいですよね?12月の下旬くらいの寒さがきたと思ったら、9月の下旬を思わすような変な暖かかさもあったり、こうころころ気候が変わると、体もそれについていくのが難しくなって、風邪を引いてしまっている人も多いのでは…。
 って、話がだいぶ反れましたが、今月の市町村では初めての試みかも知れません。今回は、東京都23区の中から、都会色がにじみ出ている杉並区を取り上げてみましょう。
杉並区って、かなり人口密度が高くて住み難いというイメージが強いんですけれど、実際はどうなのでしょうか?Amatias自身も、杉並区を再発見ってとこですね。(笑い)


 

杉並区ってどんな所?


 杉並区は、面積が凡そ34平方kmと23区の中でももっとも広い区だよ。関東大震災後には、多くの文化人や学者たちが移り住んだ街としても有名だよ。
区の中心を青梅街道・新青梅街道が貫き、鉄道では中央線・総武線・丸の内線が走っていて、交通の便が良いので何処からもアクセスしやすい区です。


 

この区名には何か由来はあるの?


 江戸時代に青梅街道を中心に、周辺を彩っていた杉並木が元となって、現在の「杉並区」となったんだよ。
都会的な都市でありながらも、季節の移り変わりを感じることができるという、二つの顔を持っているんだよ。


 

他に特徴はあるの?


 杉並区は昔から、「アニメの街」としても親しまれています。
昭和40年代に、当時南阿佐ヶ谷の近くに在った王手のアニメスタジオ「東京ムービー」を中心にして、多くのアニメスタジオが次々と集まってきたんだよ。
現在、日本全国に約300ほど在るアニメスタジオのうち、区内には60以上のスタジオがあり、杉並区は世界の中でももっともアニメスタジオが多い地域として、知られているよ。
平成15年4月1日には、杉並区で収集・保存されている資料や機材などを展示した、「杉並アニメ資料館」がオープンしたんだよ。

 

区内ではどんなイベントが開かれているの?


 杉並区と言えば、おそらく「荻窪」とか「阿佐ヶ谷」とか「高円寺」といった地名を、思い出す人も少なくないでしょう。
8月には、阿佐ヶ谷では「阿佐ヶ谷七夕祭り」が、高円寺では「高円寺阿波踊り」が盛大に行われていて、街全体がお祭りムードに包まれているよ。Amatiasも機会があったら行ってみたいなあ。
そして10月には、ジャズミュージシャンたちが繰り広げる「阿佐ヶ谷ジャズストリートも開かれているよ。けっこうおしゃれな感じがするけれど、これもまだ行ったこと無いなあ。
 そして、荻窪でもときどきさまざまなジャンルにとんだ音楽祭が開かれていて、「音楽の街」というコンセプトも打ち出しているんだよ。
音楽の街」というのもいいけれど、大々的に「芸術の街」なんて打ち出してもかっこいいと個人的に思ってしまいましたねえ。


 

多くの情報が交錯し合い、さまざまな姿を併せ持った街、杉並区。この区が「アニメの街」としても有名だったなんて、私も知りませんでしたねえ。皆さんも、ぜひ1ど遊びに行ってみてくださいね。
杉並区に関する詳しい内容は、杉並区ホームページへどうぞ。まるで、区民の温かさが伝わってくるようです。

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