靴を脱いで過ごす解放感あふれる和風のドーミーインです☆


 

金沢で空前のごとく出会ったドーミーインですが、現在でも続々と新しいホテルが建設されるほど、今最も熱いホテルチェーンなのかも知れません。
そんな中で、2016年の7月にとことん和風にこだわった新しいブランドのホテルが富山にオープンしたという情報が飛び込んできたのです。
そもそも、ドーミーインには五つのブランドが展開されていて、寮事業のノウハウを受け継いでいるベーシックブランドのdormy、
観光ニーズにも対応する付加価値を加えたpremium、和のテイストを前面に打ち出したnono、デイユースから長期滞在まで広い範囲をカバーしているexpress、
そしてドーミーインの快適性とカプセルホテルの合理性を加えたglobalcabin(グローバルキャビン)に分かれています。


 

でもって、今回の主人公となるのは、3番目に紹介した和風テイスト満載の、その名も「天然温泉 剱の湯 御宿野乃 富山」と言います。
この店舗の1号店は鳥取県にある「御宿野乃境港」なんですが、2号店の富山は北陸地方初の出店だそうですよ!
で、早速中に入ってみるとこれまでのにぎやかな喧噪から一転して心地よいお琴のBGMに迎えられ、
フロントでチェックインの手続きを済ませたら下足箱に靴を預け、そこから先はほぼすべての床が畳敷きになっているんです。
まるでスーパー銭湯か温泉旅館のような感覚ですが、自宅のように靴を脱いで寛げる解放感がもうたまりませんでしたね!
廊下はもちろん、客室やレストランや大浴場の脱衣所、果てはエレベーターにまで畳が敷かれていて、
ところどころには花も生けられているという、これだけで和テイスト満載って感じが伝わってきますよねぇ!


 

客室にも、ドーミーインの特徴である内扉もしっかり付いている他に、もう一つ扉がついている部屋を発見!
そこには、洗面スペースとお手洗いとお風呂がひとまとめになったスペースが確保されていました。
しかも、そのお風呂の浴槽はなななんと…ヒノキ風呂でしたぁ☆それに、湯張りのボタンを押すとこれまたびっくり!大浴場と同じ天然温泉が出るんだそうです☆
つまり、部屋にいながらにして天然温泉が楽しめるという、なんとも太っ腹な設備が大浴場のフロアを除く全室にあるというから、ぶったまげましたよ!!
そして、私が客室設備の中で尤も重要視している設備「セキュリティボックス」が、ここはしっかりと設置してありましたぁ (^O^) (ほっ)
しかも暗証番号を設定するタイプなので、貴重品をここに入れて大浴場や食堂に何度でも安心して行くことができますね♪
まるで1泊数万円でもしそうな高級温泉旅館のような雰囲気にこんなすごい設備を目の当たりにして、
「あのー、ここって本当にビジネスホテルですよね?」なんて疑ってしまうほどでしたねぇ!
それでも、枕元に電源プラグや各携帯電話に対応した充電器が置いてあったり、パソコンが余裕で置けるデスクが付いているあたりは、なるほどビジネスホテルとしての利便性もしっかり兼ね備えていました!


 

そして、お楽しみの大浴場はというと…、解放感たっぷりの広々としたスペースに 内湯や檜風呂や打たせ湯、それに寝湯や露天風呂といったように数種類のタイプの浴槽があり、バイキングじゃないけれどどれから入ろうか迷ってしまうほどでした☆
どうやら、ここの大浴場は宿泊者だけでなく日帰り温泉のサービスも行っているそうで、かなり賑やかでした♪
それでもスペースが広いので、混んでいても圧迫感はほとんどありませんでしたが、深夜にゆっくり楽しみたいというニーズのお客様も多いのでしょう。
ご多分に漏れず深夜もいい時間に入りに行ったにも関わらず、結構人がいたのにはびっくりしましたね (@@)
浴槽の種類も豊富でメインの内湯も広いので、1時間半くらい平気で過ぎていたりします!
特に、打たせ湯は天井に設置された湯口から結構な水圧でお湯が噴き出るので、これだけでもマッサージをしているみたいな感覚になれるんです。
癖になると、何度でも堪能したくなっちゃいますね☆
もちろん脱衣所も含めて全館ほとんどが畳なので脱衣所への入出のときもスリッパの心配をしなくてもいいってところも引かれる魅力の一つですね!
もちろん、室内用の足袋ソックスも用意されているので、素足が苦手という方でも安心ですよ。
それに、ドーミーイン共通の仕組みである女性の大浴場には暗証番号を押す端末はここにも健在ですが、
ここも含めてほとんどのテンポには端末の横にフロントにつながるインターフォンか電話のいずれかが付いているので、
これを使って先に事情を説明しておけばちゃんと明けてくれるので、これも安心ですね!
そして何よりも、驚くのはここの朝食メニューです。
何と朝から新鮮な海鮮どんぶりをお好みで作ることができちゃうんです!
ご飯も白米か酢飯を選べたり、ネタも甘エビやイクラやカニを初めとした生魚がずらり勢揃いって感じです!
もちろん、富山名物のタラ汁や白エビ混ぜご飯とか弾力館たっぷりの氷見うどんもあるので、ご当地メニューに引かれてついつい朝から食べ過ぎてしまいます。
バイキング会場も畳で、普通のレストランと同じようにテーブルとイスが設置してあるものの、なんだか大広間で朝ご飯を食べているみたいな感覚も味わえて、 本当に自宅にいるみたいな気分満載ですね☆
このホテル周辺にも飲食店やコンビニやお土産物屋さんも充実しているので夕食には困らないんですが、
ドーミーインチェーンということで夜9時半から11時まではしっかりとハーフサイズの醤油ラーメン「夜鳴きそば」のサービスも健在です!


 

大浴場もいいですが、せっかく部屋にも小さいながらも檜の浴槽を据えた天然温泉が引いてあるということで、
朝食後ですが早速お部屋のお風呂にも入ってみることにしました。
お湯張りのボタンを押せば、ボコボコって音とともにおもむろに温泉が出てきて、15分くらいでいっぱいになるようにちゃんと設定されているようです。
とろみが買ったお湯が肌にしっかり馴染んでいる間隔に、ほのかに香ってくる檜がもうたまりません!
位置づけがどんなにビジネスホテルでも、このおもてなしはもはや高級旅館クラスと声を大にして言えるほど、
いい意味でビジネスホテルの常識を大きく覆しているプレミアム館満載のお宿ですね。
気づけば15分くらい浸かってしまいましたが、温泉の効能からか全身がすべすべになりました。
これならば眠気に襲われて大浴場に行き損ねても、部屋のお風呂で天然温泉が楽しめるとあったら
これほど贅沢で至れり尽くせりなサービスはなかなかないでしょうね☆


 

ビジネスホテルとしての側面を損なわず、それでいて和風の高級旅館に来ているかのような数々のおもてなしに癒される
ドーミーインの最高級ブランドだと、自信を持って薦められるほどものすごく快適なお宿でした。
余談ですが、この「御宿野乃」というブランド名ですが、正確には「オンヤド野乃」と読むのです。
私はこれをずっと「オンジュク」って読むんだと思い込んでしまい、富山のここに宿泊したことを友人たちに話す際に、
堂々と「オンジュク野乃っていうんだよ」と自信たっぷりに言ってしまったのでした!(トホホ)
現在、この御宿野乃のブランドのホテルは全国に5塔出店していて、その中に先日関東初出店が浅草にできました。
この全ての店舗には天然温泉を備えた大浴場があるので、「オンヤドってなんだか温泉宿の略称みたい」
と思ってほのぼのしてしまいましたね。
この「御宿野乃」が次は金沢や福井にもできるという構想があるんだそうですよ!!
次は何処のドーミーイんに出没しようか、こちらも楽しみがいっきに広がって来そうです!
こうして気まぐれに、次回もどこかのドーミーレポートをお届けしたいと思っています。
それでは、次回もどうぞお楽しみにーー♪♪



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